「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ローンオフェンダー」

2023年07月08日 | ニュース・世相

                    
                一瞬のスキを逃さず果敢なヘッスラで1点をもぎ取るスポーツの魅力

安倍晋三元首相の銃撃凶弾による訃報から1年が過ぎた。
今日の新聞に「ローンオフェンダー」という新たなカタカナ語が登場した。特定の組織や団体に属さない「単独の攻撃者」のことを言うのだそうな。
こんな言葉をメディアが大々的に扱いすぎると、なんかしらヒーロー扱いされているような錯覚を起こし、模倣犯を煽りたてることになりはしないか気がかりである。

殺傷能力を持つ銃などの製造方法は、インターネットで自由に調べられるシステムが身近に充満。火薬など爆発物の入手も難しくない世の中。ある意味では危険極まりない、恐ろしい世の中ではある。個人的な感情で、気に食わない相手を無差別に攻撃できる世の中を自由主義社会、民主的社会などとは呼ばない。ましてや、懲役や収監などの刑罰を恐れない単独犯行は、平和な世の中から言論の自由を奪い、個人の勝手な主張がまかり通るとなれば、まさにこの世は闇と化してしまう。
少し大げさかもしれないが、実際にそんな世の中の入り口に立っているような気がする。

ことスポーツに関しては、相手のスキを突く機敏に満ちた果敢な個人プレーが勝利を呼び、喝さいをあびることはよくある。
しかしそれも一連のプレーの流れの中で一瞬のエポックを逃さない的確な判断が求められる。普段は一挙手一投即全てが、監督の采配というシナリオに書き込まれている行動を実践しないとレギュラーの座は奪えない。レギュラーには人一倍の自分磨きがが求められている。

大した努力もせずに、世の中に対して不満を感じたら殺傷能力を持つ武器を自ら調達して攻撃し、自己満足を得る「ローンオフェンダー」。
こんな言葉も行動も世の中から抹消したいものだ。それには警察力も弁護士の先生の力も含めた強力な協力体制が欠かせないのだろうね~。

コメント
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