「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「後出しジャンケン」

2021年01月07日 | ニュース・世相

      

首都圏の一都三県で再び今日からコロナ対策緊急事態宣言が発出された。
今回は学校の臨時休校などには及ばない、飲食の時短を求める一極集中型緊急事態宣言の様相である。
そして今日、公立小中学校の冬休みが終わった。明日から一応三学期が通常通り始まる。

冬休みと言えば、クリスマス・お正月と続く物入りに、里帰り接待の大散財が通り相場だが、今年はまるで様子が違った。里帰りはなし。クリスマスも正月もまるで音無し。プレゼントやお年玉は全て宅急便だよりである。従って、正月恒例のトランプ遊びや、色んなゲームも一切広げないまま冬休みが往ってしまった。トランプで勝った負けたの大騒ぎや、誰かがズルをしたとかしないとか、そんな微笑ましいいさかいもない、淋しいお正月であった。

ところが、海の向こうのトランプゲームはまるで様相が違うのに驚くことばかり。
民主主義の国を標榜して止まないあのお国が、まるで民主主義を冒涜したような、勝手放題、やりたい放題、負けても負けても「オレが勝った、オレが負けるはずがない」と言い張って、ついに死者まで出るに至った。
子どものケンカならまだ許される部分があるが、世界をリードしようかというアメリカ大統領が、みっともない難癖付けて地団駄踏んで「オレが大統領」と、ステージを降りようとしない。まるで後出しジャンケンで絶対に自分が勝つ。ジャンケンではなく、後出しトランプで世界中の笑い者になっても厚顔無恥、我を通そうとする。
そんな彼をいつまでたっても死に物狂いで応援する集団がいる。そのことも不思議でならない。

そんなお国にも常識派はいるので少し安心する。言いたい放題だったツイッターが、ついに発信を停止した。フェイスブックも期限付きではあるが発信を停止した。あの熱狂的と言えば聞こえはよいが、常識を逸した群衆は、このような事実をどう受け止めるんじゃろか。
お役御免まで2週間を切った今、正常なアメリカの星条旗が掲げられる日が来るのを期待したい。

コメント
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