「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「しめ縄あれこれ」

2020年12月13日 | 季節の移ろい・出来事

      
      関門海峡烏帽子岩の安全祈願しめ縄   島根県飯南町で作られた、出雲大社大しめ縄

お正月を迎えるための玄関しめ飾りのお供えにはまだ少し時間がある。
一般家庭ではまだまだ流暢に構えていられるが、神社や鎮守様の鳥居、交通安全の守護神など、神のご加護を頼りとする多くの対象には、来る年に備えて真新しいしめ縄が張られるニュースが相次いでいる。

下関市の関門海峡にある「烏帽子岩」は、海上交通の要衝として安全祈願のお守りにされている。
年末の恒例行事として神職が危険を冒して、大きなしめ縄を背負って小さな岩に上り、なんとか架け替えを終えた。
縁結びの神様で有名な島根県の出雲大社では、重さが5トンを超える大しめ縄の架け替えも行われたもようである。この出雲大社大しめ縄は、かつて我が家の孫兄ちゃんが高校3年間の寮生活をがんばった、島根県飯南町にある「しめ縄創作館」で作成されたもの。製作途中を見せてもらったご縁もあって、何となく親しみを覚える大しめ縄である。

お正月に向けてあんな大きなしめ縄を張ったり、しめ飾りを玄関に飾るのは、なんで?
チコちゃん流に意地悪く質問しても、大方の人が正解か正解に近い考えををお持ちだろうから、聞かない。敢えて説明もしない。説明するのは、地域活動の一つとして、小学5年生を対象に行う「しめ飾り教室」の前段で、由来や謂われなどを説明するときだけにとどめよう。
残念ながら今年は、コロナ対策でそんな伝承授業も中止になった。少しだけ手持ち無沙汰である。

しめ飾りといえば、60代になった父がどこで習ってきたのか、ある歳の暮れからしめ飾りを作り始めた。最初は100本くらい。だんだん増えてきて300も400も作って、年の瀬の繁華な場所で露店販売することになった。父にとって大きなボーナスとなった。ところが、テキ屋の親分に「安売りしたら二度と商売できんようにするぞ!!」と脅された若いころもあったのを思い出した。
続きはまたいつかゆっくりと。

コメント
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