「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「彼岸の中日」

2020年09月22日 | 季節の移ろい・出来事

19日の土曜日から始まった初秋の4連休。今日が最終日の秋分の日、お彼岸の中日である。
里帰りしていた倅一家と、近所に住む姉を誘ってお墓参り。最も新しい入墓者は、間もなく13回忌法要を迎える母である。子や孫さらには曽孫まで、賑やかなお墓参りに苦笑いしたろうか、それとも「にぎやかでええのー」と微笑みを返してくれたろうか。兎に角、恒例の彼岸墓参をすませた。

      

お昼を済ませてひと休みが終わると、小1の姫孫にせがまれるまま、近くのハス田を縫うような細道をゆっくり散歩のブ~ラブラ。
突然孫ちゃんが「蛇がいる!」という。さすがに目ざとい。動きのある物にはすぐに目が行くようだ。
黄金色に実って、稲刈りを待つばかりの田んぼの端の、半分渇いてひび割れた土の上で、長さ1mもあるシマヘビがゆったりと動いているかに見えた。一目見て何かしら異様な感じを受けた。食中りでも起こしたように苦しそうにもがいているではないか。長い竹で突っついても逃げようともしない。すでに精魂尽きて逃げる気力もなくなっていたのかも。大きな口を開いて喘いだり、頭を胴体に巻き込んでのたうち回っている。

最も好きになれない動物のひとつのヘビさん。助けてあげることも何にも出来ない。まるで毒でも盛られたような苦しがりよう。まさかヘビの世界にコロナ感染があったわけでもあるまいし、まして田んぼの中で熱中症でもないだろうに、と気の毒ながら二人でおよそ10分見守った。
やがて口を大きく開いたまま動かなくなった。ご臨終であった。自然界の生き物は自分の遺体を人の目に晒さないように、自分で始末すると聞いていたのに。意外や意外。
信じられない光景に、孫ちゃんが急いでヒガンバナを摘んできてヘビの横に手向けた。何でこんなことに出会ったのだろう。

お彼岸という季節の変わり目の偶然の出来事だと思うことにしよう。
もしも、ご高覧頂いて何かのお知恵があれば拝借したいと思います。

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コメント
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