「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「防災の日」

2020年09月01日 | 地域活動

                                                             
ようやく「長月・9月」の声を聞いた。暑かった上に、コロナ蔓延の「葉月・8月」がやっと終わった。
9月はあと1週間もすれば「白露」の季節という。つまり秋の気配がただよい始めるころ、と辞書にある。
今年のこの暑さが、あと1週間で秋を感じさせるとはちょっと信じがたいが、兎に角一日も早い秋風の訪れを待ちたい。

そんな秋風の前に、とんでもない大型台風9号がまたまた沖縄方面を襲っている。進路予報通りに進んでくれると、九州や中国地方をかすめる程度で北上するようだ。そして朝鮮半島を縦断、果ては大陸へ、といったコースのようだ。余り荒れ狂わないことを祈りたい。
9月1日の今日は、立春から数えて210日目。台風が襲う厄日に当たっていて、昔から恐れられた日であることは、先刻ご承知のとおり。

そんな色々な経験則から、今日は防災の日と定められている。
自然災害から人間の命を守るために「早めの避難を」「命を守る行動を」「危険箇所に近寄らないで」と、行政や地方自治体が声高に叫んでいる。それでも実際には、我が家を離れて指定された避難場所に移動するのはなかなか難しい。
「自分のところだけは大丈夫!」「どこへ行くよりもここがイチバン」などと、根拠のない安全神話を語る人も少なくない。

そんな意識を変えさせようというのか、このところ急激な勢いで「小単位の自主防災組織」の必要性が叫ばれるようになった。
つまり、自治会など小さな団体生活の中で、自分たちの手で「自主防災組織」を作りなさい。そして危険箇所の発見や、避難方法の周知徹底などを通して、周囲の高齢者や独り暮らしなど、みんなで束になって「安全な避難方法の模索」「防災意識の高揚」など『安全第一』を改めて考えましょう。と尻を叩かれている。
ただその向こうには「行政ばかり当てにせず、自らの生命財産は自ら守る方策を考えてね」と呼びかけられているような気がする。

こんな話は、自治会長さんは大変である。順番で回ってきて、1年こっきりで交代する自治会長さんにいったいどこまで責任が持てるやら。
どこまで実効性のある自主防災組織が作れるのだろうか。でも間違いなく、必要なことではあることも解っちゃいるんよね~。

コメント
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