「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「いよいよ今日から」

2020年09月14日 | ニュース・世相

                         

安倍内閣総理大臣の体調不良辞任から、上を下への大騒ぎであった永田町の喧噪が、今日でおおよそ決着を見た。
自民党新総裁に、前官房長官の「菅義偉」さんが選ばれた。ということは間もなく「菅義偉内閣総理大臣」が誕生する。
先ずは順当な決着であり、大揺れによる地殻変動や、嵐による漂流もなく、政局は新たな船出を迎えそうである。

そんな政変劇の話題に全ての耳目が傾注した。そんな日に、皮肉にも将来の日本の指針の基礎となる国勢調査がスタートした。本来なら一大ニュースとして取り上げられるはずが、新総裁誕生ニュースにかき消されてしまったようだ。
そうは言っても、5年に1度の国勢調査による統計資料は、これからの政局を左右する大切な数値が生み出されることは間違いない。
『国勢調査とは、日本国内に住むすべての人と世帯を対象とする、国の最も重要な統計調査です。国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、5年に一度実施され、結果は福祉施策や生活環境整備、災害対策などの施策の策定に利用されます。』と書かれている。

そんなわけで、初体験の国勢調査員としての家庭訪問作業が始まった。これまでに、受け持ち調査区内を巡回し、調査区要図を作成し準備した
これまでの作業が、縁の下の力持ちとなって今日からの作業が順調に進むはず、であった。
ところがどっこい、そう簡単には運ばない。午前中の訪問は約55%が無駄足。夕方5時以降の2度目訪問でも20%は無駄足。
結局明日に回して、今日の無駄足を回復させるべく足マッサージ。というほどでもないが、結構疲れる。

まあそれも仕方ない。初めてのことなので要領が悪い部分もある。それにしても、各戸全てに面談の上、いくつかの説明を加えて調査票を手渡すと言う作業は大変なことである。
国勢調査に関わる官僚の皆さんや、末端の市区町村の担当者は、もっともっと現場を歩いて実情に合った調査方法や区割りを工夫するべきではないか。郵便屋さんや新聞配達さん同様、調査用封書をポストに投げ込めばよい方法を考えるべきである。そんな単純なものではない、という声も聞こえそうだが、これほどネット社会が発達している割りには、泥臭いアナログ作業に感じている。

コメント (2)
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