11月の声を聞いて、急に冷え込む晩も多くなったような。
広かったリビングに、今年もまぁるい炬燵が鎮座した。いっぺんにリビングが狭く感じられるようになった。
四方八方まぁるく足を突っ込める炬燵が不自然でなくなった。まさに冬備えの最たるものであろうか。
着るものはと言えば、黒っぽいジャンパーやリバーシブルなど、一枚余分に羽織る上着が何枚か吊るされた。
パソコン用足先ウオームグッズも出して、秋の日差しに晒した。
本格的な冬に愛用するチャンチャンコも日に当てて、いつでも着用可能となった。ただこのチャンチャンコだけはもうしばらく先の話し。
このように身の回りの備えは完全に冬バージョンとなった。
それなら今一つ、気持ちも切り替えて冬備えが要りそうである。「風邪を引かんよう気を付ける」「寒さに縮こまりそうな背筋を伸ばして、イチニッイチニッ」ウオーキングも本格化させねばならない。
望年会の予定もちらほら入り始めた。お酒に対する体調管理も、大切な冬備えかな。
つい先日訪れた里の川も、紅葉には少し間のある、木々の青さを水面に映し、見事な群青色を湛えている。
どこかで見たような色だと思ったら、先に紅葉の旅に出かけた、山形県と岩手県の県境に広がる、蔵王高原の「お釜」の色であった。
予約していた年賀状も今日届けられた。また一つ気忙しい思いのこの時季でもある。
今日はタマネギの苗も600本を予約した。これもまたまぎれもない冬への備えである。
こうしてあれこれ冬に備えて態勢を整え、後は元気で年末を過ごし、元気に正月を迎えることだ。
などと言うと、なんと能天気で気楽な生活か、と思われるご仁もあろうが、実は・・・、やはりそうなのである。
また一人、同級生が軽い脳梗塞で入院したという情報が入った。
出来る準備は早めにして、それなりの体力強化。その結果元気に過ごす。これ以上の幸せはない。