「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「クラス会こぼれ話」

2012年06月22日 | おせっかい

心底笑い、はしゃぎ、歌い、これぞ命の洗濯になった高校クラス会。
本来なら、全員が古稀70歳を迎えた直後の4月に行う予定で話を切り出した。仲間の数人から賛同を得てその気になって早速恩師に打診した。

「兎に角参加したい、みんなの顔を見たい」というのが最初の返事を頂いた。
ただし、男にしかない病気の療養中で、色々な方法で治療しているが完治ではない。それを完治させるための最後の治療が4月半ばから6月初めまでかかるとのことであった。
ヨシッ!予定変更、開催を4月から6月に伸ばすことに衆議一決。その旨を伝えると、病み上がりもあって「介護人(奥様)と共に岩国へ行く」と正式な返事を頂いた。そんなわけで2か月の延期はあったが、恩師ご夫妻揃って参加のもとに、それはそれは和やかな大人のクラス会となった。

恩師に違いはないのだが我々とは7歳しか違わない、むしろ兄貴感覚のハンサムボーイ!今でいうチョーイケメン。憧れたであろうあの時の少女だった、今おばさんたちが、臆面もなく冷やかしながらキャッキャ騒ぐ。そんな様子を見ているだけで、やはり男のデリカシーとオバサンパワーの差を見せつけられる。が、決して醜いなどではなく微笑ましい限り。

新潟から飛行機・新幹線を乗り継いで来られるという。折からの台風4号が気にかかる。何度携帯鳴らしても通じない。後で聞いたら、早めに新潟空国に行き、交渉の結果早い便に乗せてもらってことなきを得た、そして新幹線も台風の影響なしに順調に岩国に降り立ったということで大いに安心。そして当日、朝からカラッと晴れて青空が。この時はチラッと思ったねー「これぞ幹事のやる気へのご褒美か・・・」などと。

最後に特筆すべきは、あのいい加減男が、と言ってもお酒が入ると締りがなくなるだけで、しらふの時はそれはそれは真面目な現役の稼ぎ頭。誰もが気軽に寄ってくる。アーチストでありプロを感じさせるオトコ。 しもうた!ちょっと言い過ぎた!!
そんな男がクラス会の当日「明日は早くから撮影の仕事があるから、電車のあるうちに連れて帰ってくれ」と言う。今までに何度だまされてきたことか。まあそんな話は後日に回して、兎に角最終電車で真っ直ぐ帰ったのである。翌日は間違いなく雨が降ると思った。やっぱり降った。でも仕事はバッチリこなしていた。一安心。
当日は商売道具の高級カメラを持参して、鍛えに鍛えたプロの腕で集合写真やスナップをいっぱい撮ってくれた。お陰で豪華なアルバムが作れる。感謝。

「いよいよこれでお開き、また会いましょう」と言った直後、その昔の可愛げのあるツッパリ君が「オイ、これで今日はほんまに終わりか?もう一軒は行かんのか?」と歌い足りなさで迫って来た時の迫力は、やはりその昔の可愛い突っ張り兄ちゃんそのままであった。

事前の準備、当日のホスト役、事後処理に数日。やっぱり幹事って大変だな~ でも誰かがやらんにゃ始まらんしな~・・・。それになんかしら捨てがたい味わいがあるんよね~

コメント (8)
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