中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

聖なる山妙理山を縦断

2010-02-15 12:02:11 | トレイル日記

トレイル12山スノーシューもいよいよ佳境に入ってきた。

七々頭ヶ岳、横山岳、安蔵山、そして今日登った妙理山に囲まれた菅並は、
禅を極めるにふさわしい場所ということで創建された曹洞宗本山洞寿院があって長い歴史を伝えている。

今回は山頂への距離が近い椿坂からスタートし、この菅並へ下る縦断コースとした。
天気もいいので、あとはスノーシュー登山の経験のない人の足取り次第で、無理なら
往復という想定だ。

山裾の桂照院跡から尾根に取り付くが、急で雪も堅くどうかなと心配したが、
多く参加者の方々の足取りは軽快そのもの。


山上では樹氷が出迎えてくれ、日射しでキラキラ輝いて美しく、周囲の山もいつもと
は違って見える。

予定通り山頂へ昼に着くことができ、食後は聖なる山の雪を融かしてコーヒーを入れ
る。
大勢で大変だが水源の森に親しんでもらうためには欠かせない儀式だ。

ウッディパル余呉へ連絡を入れ、さあ東妙理山から菅並への下りだ。

スノーシュー登山は不馴れな人にとっては下りがポイントとなるので、しっかり注意
点を伝える。
距離は長いが、その分傾斜が緩くなるので歩きやすいコースといえるだろう。

雄大な高時川源流の山と谷を眺めながら進み、洞寿院裏山から菅並を見下ろすと長い
尾根歩きは終わりとなり、わずかだが六所神社の杜めがけての急下降が始まる。
安全な転げ方に徹してもらい神社脇へ下る。
下からルートやストックでの確保などを大声でアドバイスさせてもらうのだが、その
下りの光景はいつもながら圧巻だ。

その一方で、二度三度と参加する人の上達ぶりは自分ごとのようにうれしくなる。
今は離村した村々が護ってきた六所神社に無事下山のお参りしてウッディパル余呉
へ。

次は音波山・下谷山であり、奥山シリーズが始まる。

みなさんもチャレンジしてみませんか?
慣れない方は手軽なコースでのトレーニングツアーを随時開催していますので、ご相談下さい。

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2 コメント

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スノーシューは面白い (みかん(tanaka))
2010-02-16 09:34:17
お世話になりました。
スノーシュー歩きの楽しさを知りました。
また、展望の良さに感激でした。
三国岳、三周ヶ岳が続いているって気が付きさらに感激してしまいました

是非また、参加させていただきたいと思います。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (余呉トレイル)
2010-02-18 16:04:11
ぜひまた参加してください。
ありがとうございました。
返信する

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