妙理山は余呉トレイル淀川水源の森ルートのなかでも大黒山tともに重要な位置にある。
水源の集落、半明、余呉川の椿坂、針川、尾羽梨、鷲見、奥川並、田戸、小原が離村して以来、この山の登山口菅並が、最上流の中河内を結ぶ高時川ぞいの県道は長らく通行止のままで中河内は西側の余呉川流域から椿坂峠を越えてアプローチする。
そして余呉川の水源の里はこの山のもうひとつの登山口椿坂である。
椿坂から妙理へ登った後で前回歩いたのが大黒をつなぐ尾根であり、今日は山頂から東妙理を経て菅並へ歩いた。
これらは淀川水源である高時川源流の全容を見ることができる、現状では唯一といえる場所といえる。
琵琶湖水源としても木津川、桂川流域にもない淀川水系では抜きん出た自然境。
トレイルスノーシューによって雪山歩きを楽しみながら、貴重な積雪期の様子までも知ることができることは素晴らしいことだ。
心配した雨も下山まで降ることもなく、水源の森をめぐる白銀の山々を眺めながらブナ林尾根を伝って快適に横断できて、参加した皆さんも大満足。
菅並を見下ろした後は今日いちばんの急斜面の下りであったが、気分がいいと足もよく動き身のこなしも軽いものだ。
さあ次の3/2.3/6の山はいよいよ横山岳だ。
初めてのスノーシューという人には手ごわい★★★の山ですが、多くのご参加をお待ちしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます