塩買い道は続きます。
庄野嶺越で中河内とつながる池河内まではおなじみですが、そこから敦賀への峠池河内越を今日は訪ねました。
せっかくなので湿原を取り囲む点標岳山441.5と点標女牛房646.6へも行ってきました。
高い山ではないのですが、ほとんど自然林で覆われ登高欲をそそります。
湿原車道峠からは送電線巡視路で岳山へ。
振り返るとブナ林の河内山が雄大です。
そこから尾根伝いにけものみちを伝って池河内越へ降り立ちましたが、シデの根元に石で囲われたいい表情のお地蔵さんがあり、その前にはイカリソウ、近くには立派なヤマザクラの木があって満開で、それは見事でひとり至福のひと時。
女牛房への道のりは一転してけものみちは制作途上のようで藪漕ぎに近く、特に山頂直下は厳しいもので本気で枝払いをしてまさにブレイクスルー。
なんとか藪を抜け出ると、反対側の林道から登るふみあとへ出て山頂へ立つことができました。
木に登ると下谷山や大黒山を中心とした余呉の山が圧巻で、伊吹山までの大パノラマ。
帰りは藪区間を戻り、日本海を眺めた後はピーク610から小尾根から沢を下り湿原へ直接出ました。
藪が深いとやはり沢ルートとなります。
天気がよくなり時間もあったので、湿原から印象がよかった池河内越の峠まで往復しました。
ヤマザクラに西日があたり幻想的で、至福のひとり花見です。
敦賀市ですが庄野嶺越や網谷越を使って貴重な湿原のある池河内は中河内とあわせて楽しみたい場所です。
今週末10日(日)から今年も余呉の中央分水嶺・淀川水源の森歩きがスタートで、まずは花園菅山寺の森から一等三角点呉枯ノ峰へ。
天気予報も上々で、多くのご参加をお待ちしています。
デビューも大歓迎です。