中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

深坂古道敦賀側をひとまわり

2016-03-10 21:05:21 | トレイル日記

 

中央分水嶺深坂峠は紫式部も越えた旧北陸道の古い峠道です。

例会では敦賀側へ下ることはほとんどないのですが、追分疋田への峠道は琵琶湖側より昔のままの姿で残っていて味わい深いものがあります。

新道野峠から深坂峠へは深坂地蔵の参道を歩くようにしていて分水嶺をショートカットしているのもご承知の通りです。

さらに深坂峠から北へのびる尾根には地図を見ると三角点峰457.8や三足富士という名の山があり、ちょうど新疋田駅の東側に連なる山並にあたり自然林で興味深いものがあります。

ということで追分から例によってけものみちを伝って三足富士、三角点峰は点標疋田ですから疋田山と呼ぶことにしますがこれに登り、尾根を伝って新道野峠西側の三角点峰448.5まで足をのばして深坂峠、追分とひとまわりしてみました。

終始立派なけものみちが鬱蒼としたカシなどの常緑樹の森に続いていて、高さ以上に登りがい、歩きがいがあっていいコースでした。

特に展望は期待通り素晴らしいものでした。

三足富士からは疋田のまちなみ、疋田山の登りでは三足富士ごしに敦賀湾、そして山頂からは余呉トレイル大黒山、真っ白な三国岳周辺、妙理山、横山岳、行市山、三方ヶ岳の大パノラマが開け圧巻。

夏以降になりますがこのコースはぜひ例会で取り上げて、皆さんに歩いていただきたいものです。

今週末3/13(日)は下谷山スノーシュー、山上で残雪スノーシューを楽しみたいと思います。天気もまずまずのようですので多くのご参加を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする