いつも歩く余呉の中央分水嶺を周囲から見るのは楽しいもので、改めてその素晴らしさがよくわかります。
金糞岳、白倉岳、己高山、乗鞍岳、岩籠山、鉢伏山、そして湖畔の山々といい山が目白押しで折々歩かせてもらっています。
今回は北側今庄の藤倉山です。
北国街道栃ノ木峠や近代化遺産旧北陸線の関係からすると一連のエリアであり興味深いものがあります。
この山は今庄のまちなみの裏山で登山道がよく整備されていて、カタクリ群生地でよく知られていますが展望の良さや全山ブナ林というのも魅力的です。
北陸道木の芽峠と山中峠の道が出合う新道集落から雪を蹴散らしながら登り、山上の大パノラマを楽しみながら山城燧ケ城跡を経て今庄のまちなみへ下り、鹿蒜川ぞいの旧北陸線跡の道を歩いて新道へ戻るという盛り沢山なコースはいいものでした。
余呉中央分水嶺は三国岳左千方から上谷山、下谷山、音波山、栃ノ木峠籾ヶ岳が連なり、北面は雪が多く真っ白で圧巻でした。