中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

間近に白山を望みながら

2010-11-07 21:22:33 | トレイル日記

曇り予報であったが、余呉でも中河内まで北上すると完全な晴れとなり、大いに盛り上がる。
栃ノ木峠下から余呉高原スキー場南端のピークへ上がると、日差しを受けて森の紅葉がひときわ鮮やかだ。
そればかりか新雪で真っ白な白山がその先に浮かび、音波山から下谷山のブナ尾根も見えて余呉ならではの素晴らしさに歓声が上がる。
トレイルを南下し藪がまだまだ気になる区間をすぎて、送電線鉄塔に抜け出てここで昼食。
道端にはリンドウも登場し、展望台では眼下に敦賀を見て、前回越えた網谷からの塩買い道の峠へ。
さらに河内山からブナ林の森を抜けて庄野峰越へ予定通り到着することができた。
このあたりは標高が600メートル前後の中央分水嶺であるが雪が多い場所であり、本州的にももっとも日本海側へ寄ったところでもあって見どころが多く、北半はさらに手入れが必要だが素晴らしい区間であり、存分に堪能してもらえたことだろう。
その一方で、とんだ記憶ちがいや知らぬ間の追い抜きがあるなど珍プレーもあって反省すべき点も出てしまったが、魅力的なコース、この天気で笑い話ですんだのは幸いであった。
ともあれ複雑で似た風景が続く森のトレイル歩きは、簡単ではなく現在地の確認は片時も怠れない。

次回11/11(木)は秋クールも7回目、庄野嶺越から椿井嶺を歩きます。
コメント (1)
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