打出の小槌

例によって「曽野綾子」の本に書いてあった



おとぎ話で、何でも好きな物が手に入る「打出の小槌」という物がある


その代わりになる物は「忍耐」だ


人間は、すぐに希望する物が手に入らない事が多い


しかし忍耐さえあれば、人は必ずそれなりに成功を収める


犯罪を犯す人たちに欠けてるのは、才能でも学歴でもなく「忍耐」だ




当たり前だけど、スルッと頭に入ってきた


確かに忍耐が無いよな


すぐにカッと怒ったり、人を殴ったり・・・




こんな話もあった



「謝れ」と言われて謝るのは、心からの謝罪ではない


大切な茶碗を割ってしまったら、私たちはすぐに謝る


茶碗の持ち主が「謝りなさい」と言う前に


（どうしたらお詫びができるだろうか？）と考える


「人を謝らせる」というのは、無駄な時間だ




俺は、昔から「謝れ」と言われる事が多かった


（何も悪い事をしてないのに）


「この野郎」と思ったけど、無事に収めるために謝った


今にして思えば、あれで正解だったんだな



たまに「ブチ切れた」事もあったけどね