アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

味と見た目

2008年05月31日 13時50分43秒 | Weblog
一番最初に聞いたのは調理師学校で、だった




「蕎麦の巻き寿司」を作った時だったか、先生が





「錦紙玉子の黄色と、茶蕎麦の青色と、海苔の黒がある




ここにニンジンの赤が入るとキレイになる




でも味が悪くなる




だから、あえて入れないんだ」と









その後「吉兆」の創始者の本を読んだら







「青味というのは、青く見せるために軽めに湯がく




でも、そうすると固くなる




吉兆に来てくれるお客さんは、年寄りが多い



そういう人は歯が悪い




だから吉兆では、色は悪くなっても充分に火を通す」





と書いてあった










若い頃から、それが当たり前だ、と思ってた






ところが世間では違った










スーパーの幕の内を作った時も








「お前の作る料理はハデさが無い



今までうちはハデで有名だった



味が不味くても、色がキレイだったらいいんや



だからもっと赤とか青とか黄色の物を入れろ」





と主任に言われた
























そんな事をしてるから、今まで売れなかったんだよ












もちろん口に出しては言わなかったけどね









どうしても「和食の煮物」というのは「醤油色」になる






俺は、それが「美味そうな色」だと思ってたんだけど




なかなか解ってもらえなかった






「冷凍の出し巻き」なんか「まっ黄色」だもんなぁ



どう見ても、不味そうにしか見えない








後になって考えると






「色がキレイな方が、美味そうに見える」というほうが常識なのかな?






だからこそ学校や本では「違う考え方」を教えたんだろうなぁ












来月の中ごろに、近所の料理屋で弁当を作る




俺以外は、全員70歳以上







「これを入れたら色がよくなる」ばっかり言ってる



「缶詰のチュリーを入れるか?」



という話も出た



(さすがに止めた)




田舎でも「味より見た目」だったんだなぁ







まぁだからこそ、俺が生き残ってられるんだけどね

おかず・2

2008年05月30日 13時26分51秒 | Weblog
この前書いた時に、黒えびすさんが





「焼き鳥の缶詰を使って、丼を作った」というのを読んで





(そうか、缶詰も1つの材料と考えればいいんだ)




と気が付いた




(長持ちするしね)









前に読んだ「家庭料理の本」の中に





「白菜の中にシーチキンの缶詰を入れて焚く」というのがあった




やってみたら美味かった








スーパーに行ったら「イワシの缶詰」を安く売ってた





(これや)と思って買って、白菜と一緒に焚いてみた
























なんか生臭い













・・・・・どうしよう?・・・・・・・・


























え~い、このまま客に出してしまえ










後で味見をしたら






「煮汁」は生臭いけど、食べると全然生臭くない




むしろ美味い






いや~一時はどうなるかと思ったぜ~~~~








当たり前の話だけど





「水ときカタクリ」で止めた(固めた)らダメだな








なかなか家庭料理も奥が深いぜ










ちなみに「焼き鳥の缶詰」は


値段が高い割りに量が少なかったから、買うのを止めた

ツバメ

2008年05月29日 14時46分53秒 | Weblog




いつも「ピーピー」うるさく鳴いて



狭い巣の中でゴソゴソ動いてるのに



写真を撮るために近づいたら隠れるんだよなぁ





せっかく軒先を貸して、おまけに「フンの掃除」までしてるんだから



写真くらい撮らせろよな





この2日後の飛ぶ様になった




「巣立ち」はまだ

おかず

2008年05月28日 12時49分05秒 | Weblog
頼まれて、毎日おかずを2軒に配達してる




もちろん自分で作ってるんだけど




初めは大変だった





何をどれだけ作るか、が解らなかった





ようやく最近慣れてきた










大根を買ったら、半分はおでんにして、残りは油で炒めて煮る、とか





肉を「すき焼き味」に炊いて、半分は玉ねぎ、半分はキャベツと焚く、とか





白菜の半分は「八宝菜」にして、半分はシーチキンと焚く、とか










とにかく「無駄を出さない」というのが大変だ




なんせ「もらえる金が少ない」からね




まぁ残りは家で全部食べるから、無駄にはならないんだけどね





初めは作る量が多すぎて、うちで同じ物を2~3日食べ続けた





ようやく「少ない量で色々作る」というのができる様になった










それはそうと、前から「これって何かに似てるな」

と思ってたんだけど解らなかった





やっとこの前気がついた





























「料理の鉄人」だ











1つの材料で、どれだけの数の料理を作れるか、みたいな







けっこう面白くなってきた







やっぱり俺は料理が好きなんだな

神戸

2008年05月27日 13時37分39秒 | Weblog
神戸に親戚が居る




大阪に居た頃は、1ヶ月に1回行ってた





俺が料理を作って、皆で食べてた





叔母さんは、自分が作らなくていいから喜ぶし




従兄弟たちは、珍しい物が食べられるし




俺は、普段は何もやらせて貰えなかったから、面白かった










ところで、今回はその話じゃ無い










その親戚の家に行くときは、バスを使ってた






バスの乗り場では



「回数券を買って、それをバラで売ってる人」が居た




降りる時に金を払うから、細かい金がないと困る




よくそれを利用した





まぁ「軽いアルバイト」みたいな感じだったのかな?




売ってる人はオジサンが多かった







でも、後で考えてみると


「300円で11枚」の回数券を買って



11枚売れて300円の儲け、なんだよな




110枚売れて、やっと3千円の儲け











「何もしないよりはマシ」かもしれないけど




1日かかって、いくら儲かるんだろう?






俺にはとても無理だな










地震があってから、神戸にはほとんど行ってないんだけど








まだ頑張ってるんだろうか?












中国の地震を見てたら、突然思い出した


オチは無いよ

買出し

2008年05月26日 11時13分32秒 | Weblog
この前、突然思い出した




終戦後の日本では、食べ物がなかった




当時、東京に住んでた親戚の叔母さんは




田舎まで行って、米や野菜を分けて貰ってた





でも、警察に見つかると取り上げられてしまう










「食べる物が無いんだよ、これ食べないと死んじゃうんだよ」






と警察に向かってバンバン文句を言った、とか





それを聞いて俺は






「文句を言っても、どうせ取り上げられるんだろ?」





と聞いたら










「いや、たまには見逃してくれた










当時の俺は





(なるほど、同情してくれたんだな)と思ってたけど





今なら、その警官の気持が手に取る様に解る

























「こんなうるさいオバサンに係わり合いたくない」と思ったに違いない













面白いもんで、事実は変わらないのに




見方を変えると、違って見える










たぶん、その警官は




家では嫁さんに怒鳴られて、仕事先でも怒鳴られてたんだろう












なんか、見た事も無い警官に同情してしまうなぁ・・・・

ラジオ

2008年05月25日 13時23分18秒 | Weblog
親父が「通信販売」でラジオを買った




「アメリカ製」だとか



ラジオなんて1~2千円で売ってるのに



わざわざ2万円も出して買った






「やっぱりアメリカ製はカッコいい」と言う






それはいいんだけど







音がずっと鳴ってる






どのボタンを押しても止まらない






仕方ないから、使わない時は電池を抜いてる







(どうして説明書を読まないんだろう?)と思ってたら


























説明書は英語だった
















そして1ヶ月もしたら、飽きて使わなくなった





















アンタは子どもか

バス通学

2008年05月23日 13時09分21秒 | Weblog
中学と高校には、バスで通ってた




この前、その時の夢を見た











変な夢で




バスが来て、さぁ乗ろうとしたら乗れない



それで、また並ぶ




またバスが来たけど乗れない




また停留所に並ぶ








これを何回も繰り返す夢だった



終いには、足が疲れて立ってるのも辛かった























目が覚めたら、ものスゴク疲れてた












いや、もちろん解ってる










「疲れてるから、あんな夢を見た」という事は
























でも、せっかく寝たのに疲れてる、というのは納得いかない













・・・・こういう時は、誰に怒ればいいんだろう?

焼肉

2008年05月22日 13時11分54秒 | Weblog
前に、急に焼肉が食べたくなった




で、初めての店だったけど入ってみた




(後で考えてみると、昼なのに全然客が居なかった)





メニューを見たけど、定食が無い





いつもは「焼肉とスープとご飯、それとキムチか冷麺」みたいなのを頼む





で、店の人に聞いてみた










「定食は無いんですか?」






そしたら

























「定食が食べたかったら食堂に行きな」














俺もアホだった





とにかく焼肉が食べたかったから、肉とご飯を頼んだ






















不味かった













客を大事にしない店が、美味い物を出すわけがなかった










でも一度入った店で、何も食べないで出る、というのは勇気が要るんだよなぁ