フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

なんでもいいから勝ってくれ

2006年09月18日 | ふと思う…
 嵐(台風13号)の前日、博多の森球技場へ行ってきました。予告どおり「アビスパ福岡VS横浜マリノス」戦を見るためです。こんな天気だし、アビスパは相変わらず1勝しかしてないし、きっとお客は少ないだろうなぁと思っていたら、なんと!満員ですよ。1万5千人のお客さんが、雨のなか(しかも台風がせまってるなか)足を運んでいるのです。ちょっと感動しましたねぇ。(マリノスのおかげかもしれないけど…)
 試合前にサポーターから渡されたのが『残留』という紙。(写真右)これを選手が出て来たら挙げてくれ、と言われたんですが、さすがにちょっといかがなものか?と思って挙げませんでした。だって、まだ残留うんぬんよりも、とにかく目の前のこの試合に勝ってほしいのです。『なんでもいいから勝ってくれ!』という紙なら挙げてましたよ。
 ただし、試合が終わって(負けました・・惨敗です)ちょっとサポーターに対する気持ちが変わりました。今まではけっこう冷めた目で見てたんです。が、相手チームに1点、2点、3点と入れられ続けても、声のかぎりをつくして応援する姿に、『サポートする』とはこういうことなんだと教えられた気がしたし、応援の旗のなかに『サポーターは移籍できない』という言葉を見つけて、なんだかその思いが伝わったというか…。ここ最近のコピーのなかでは、一番こころに響きましたね。
 アビスパの選手たち、そして監督やコーチはどう思ったんでしょう。試合後あいさつに来た選手の一番後ろにいた中村北斗は、くやしくて顔をあげることが出来なかったのか、1人うなだれていました。もう駆け寄って声をかけたかったですよ。「北斗ガンバレ!アビスパをなんとかして!」まだ残り試合勝っていけば、降格なんてないんです。とにかく勝つ!!それだけです。
 う~ん、それにしても・・U-17日本代表は素晴らしかったなぁ。(優勝オメデトウ)動きもいいし、アビスパよりも強いかも・・。

あらしのよるに

2006年09月18日 | アジア映画
監督:杉井キサブロー
声:中村獅童
  成宮寛貴
  竹内力
  
 台風13号が荒れ狂うなか「あらしのよるに」を見ました。映画のなかのカミナリなのか、本物のカミナリなのか分からない状況。でも最終的には、そんなことどーでもよくなるくらい号泣してました。
 嵐の夜に偶然出会った2人、ガブとメイ。怖さをまぎらすためにおしゃべりをしてるうちにとっても仲良くなり、翌日またこの場所で会う約束をする。真っ暗やみのなかでの出会いだったため、お互いの顔は見ていない。そして翌日再会した2人。が、ガブはオオカミでメイはヤギだったからさぁ大変!なのです。
 この2人が一生仲良くいられるのは不可能だなぁと思って見てました。だって、食べる者と食べられる者ですもんね。実際、だんだんと追いつめられた2人に別れがやってくるのです。もう号泣、号泣。。
 とにかくオオカミのガブがとってもいいヤツなんですよ。顔はすこぶる悪そうなんですけどね。どっちかってぇと、ヤギのメイの方が罪作り。カワイイ顔した小悪魔なのです。
 けっこう大人が見てもいいお話だと思うので、ぜひ、お子ちゃまと一緒にご家族でどうぞ!(オオカミのボスは竹内力。☆☆☆☆☆☆☆)