蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

素組みが完成

2013年06月23日 | Weblog
                                         

 貨物上屋の素組みがどうにか終了しました。まぁ、昨日の状態に屋根が乗っかっただけのことですが。
 この屋根は紙製の波板です。プレスなのかレーザーなのか、どうやって作ったのか素人にはよく分かりませんが、なかなかの出来です。真鍮の波板に比べると表現が浅く、それだけくたびれた感じを出すのに役立っています。
 ただ、非常に柔らかいので取り扱いには注意が必要です。このキットでは3Mのスプレー糊で野地板に接着するように指示されています。このスプレー糊は大変に強力で、一度ぺたっと貼ってしまうともう剥がれません。したがってこの波板のようなデリケートな素材ではきちんと位置決めして端の方から慎重に貼っていく必要があります。わたしはつい木工ボンドのようなつもりで左右の均等を見ながら恐る恐る貼ったのでちょっと失敗してずれてしまいました。たぶん見えないのでまぁごまかせるだろうとは思います。

 一応は完成ですので、総括的な感想を述べておきますと、今回初めて使った「タイトボンド」という木工接着剤は乾燥が非常に速いので、一般の日本製木工ボンドのようにのんびりと作業できません。大きな部材を接着する時は部分部分で決めて行かないと始めに付けたボンドが乾燥してしまいます。
 反面、これを利用すれば面白いように工作がはかどります。接着力も十分です。「乾燥するとはみ出した部分が光らない」ということでしたが、たぶん程度問題で、わたしのように派手にはみ出すとやはり光ったり塗料が乗らなかったりします。

 塗料も初めての製品でしたが、これは使いやすくすぐれものだと思いました。ただ、「こげ茶色」の仕上がりまでには何回かかなりの回数塗り重ねる(染める)必要があると思います。均等に塗り重ね続けるのはけっこう難しいかも、と思いました。今回の場合は薄いグレーを目指しましたのでそれほど苦労はありませんでした。

 さて、キット本体は各部の合わせもキッチリとして、気持ちよく組めました。ただし、組む側としてはカッティングマット、ピンセットや直角治具、拡大鏡(老眼の人は)、適度な重し--などは用意しておくことが必須です。わたしはライブスチームで使う各種の機材がけっこう使えましたのでその点は意外に楽でした。

 ということで、30数年ぶりの1/80ストラクチャー作りはひとつ山を越しました。続いてウェザリング、アクセサリー類の配置といったところへ移ります。なにかお見せできる状態になりましたらまたご紹介いたします。

 blogramのブログランキング ←出来たものを保管する場所が必要ですね。。。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 妻板の取り付けなど | トップ | 昭和記念公園の運転会当面中止に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事