来年の夏も

　いまさら別にめでたくもありませんが、本日わたしの誕生会を家族３人で執り行ないました。本日が誕生日ではないのですが、まぁ３人の都合がよかったということで。。。要するに外食する口実のようなものです。当然アルコール分に浸っております。

　そういうわけで、今週は毎夜酔っぱらっておりまして、一方昼間はずっと読書か昼寝という理想的な毎日を送っております。あ、今週は夏休みなのです。

　さて、８月ですから、ここのところテレビではＮＨＫを中心に戦争特集が組まれておりますが、出版界でも相次いで戦中・戦後の歴史を掘り起こす内容のものが上梓されております。さっそく主なものを買い集めまして読書に励んでいるというわけです。

　近々のうち自分の職場である印刷メディアでも企画を立てていこうと思っております。まだ今月異動したばかりですから今年の夏は当然間に合いませんので、来年の夏に向けての企画です。いまから企画し、下取材をしていくつもりです。すでに構想はあるのですが、まだ腹案です。１年かければなんとかモノにできるでしょう。

　いつの間にか戦後６７年も経ってしまい、わたしの周囲にいくらでもいた戦争体験者がほとんどいなくなってしまいました。わたしの親父も妻の父親もともに赤紙１枚で引っぱられた口で、まだ両方とも元気ですが、どっちも９０代ですから話が聞けるのは今のうちでしょう。しかし、どちらも戦争の話はほとんどしません。したくないものを無理に話させるのもどうかと思いますので、無理はしないつもりです。自然にその気になってくれるのを待つしかありません。その気にならないままかもしれませんが、それはそれで仕方のないことだと考えています。

　その一方で、例えば不明だった祖父の戦死のもようが海外からの情報で明らかになりつつあります。祖父は海軍で、開戦１ヵ月あまりで死んでしまいました。日本海軍側の歴史では正式な海戦とはされていなかったので最近まで詳細が不明だったのですが、襲撃した米豪側では正規の海戦として戦闘詳報があったので分かってきたのでした。その記録は防衛省の戦史室にもあるようなので、一度機会があったら訪ねてみようかと思っています。歴史の解明は時間が過ぎたから分かってくる、というベクトルもあるのですね。。。
　来年の夏はそんなベクトルで企画を立ててみようと考えているところです。

　　←８月１５日ですので少しまじめに書きました。