ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

花ももの里

2010年04月21日 | 日々のつぶやき
今年は寒くて、晴れたり雪が積もったりと、振り回されています。
こういう時は、せめて綺麗なものをながめて心を浄化させたいもの。

毎月健診に行っている保育園の近くに、「花ももの里」という場所があります。
健診が終わったあと、ぶらりと立ち寄ってみました。
夕方というのに、小さい子ども連れや、カメラをぶらさげた「にかわカメラマン」が何人かいました。

この地はなんにもない田舎だけど、季節ごとのご褒美はたくさんあるのです。



わたしが子どもの頃の桃の果樹園は、花の時期はみんなこのように濃いピンクで、
文字通りの桃源郷がそこここに広がっていました。
最近の果樹園では、実を大きく美味しくする工夫として、開花する前の蕾の段階で「摘花」してしまうので、
こんなに花が枝に密集して咲きません。
桃の季節を迎えて、果樹園の桃の花はそれなりに綺麗なのだけれど、
摘花されているので、ピンクの密集度が薄くて何か物足りない風情になってしまいました。
でも、摘花せずに多くの実をつけた果樹を手入れするその後の果樹農家の手間や苦労を考えると、
それは致し方ないことなのでしょう。



その代わりに、この町ではこんな公園を設けて、見る人たちの目を楽しませてくれます。
わたしは子どもの頃のふるさとの光景を思い出します。



さらにちょっと行くと、鎌倉時代にこの地を治めた武将の館があった場所があります。
小高い山は桜がちょうど満開でした。



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