シリーズの3冊目。最初は面白いということだけで読み進めることができて、それだけで満足してきたようなところもあるが、3冊目ともなると、著者のスタンスがだいぶ判ってきて、「この部分は議論が随分乱暴だな」とか「前に読んだ文章と良く似た内容だな」という感じで、少しアラも見えてきたような気がする。中国・アメリカ嫌いは、著者の看板のようなものなのでとやかく言ってもしょうがないが、ミャンマーの現政権に対する見方などは、かなり惹かれるものがあるし、依然として面白い視点を提供してくれる本であることには変わりがない。通説だと思っていることも1つ1つ検証しないと信用できないということを本書は教えてくれるが、その本書に書かれたこともなかなか検証できないのはもどかしい。それでも通説の対極にあるような意見を絶えず聞くことで、考え方に幅を持たせることの意味を再認識させてくれる点では貴重なシリーズだと思う。(「ジョージ・ブッシュが日本を救った」 高山正之、新潮文庫)
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