120年も前に書かれたイギリス・ゴシックホラー小説。大昔に読んだ記憶があるが、新訳が出たということなので改めて読んでみることにした。語りは精緻で首尾一貫しているにもかかわらず、語り手の見たこと考えたことをどこまで信じるか、最後の結末をどのように解釈するかなど、物語の殆ど全てが読者の判断に委ねられている。前に読んだ時にどの様に感じたのか全く記憶がないのだが、今回読んでみて、全てが語り手の妄想のような気がした。これはこの「新訳」だからなのだろうか。現在のミステリーのような論理的な思考による謎解きの爽快感はないが、読んでいる間のワクワク感はそれとあまり変わらない。(「ねじの回転」 ヘンリー・ジェイムズ、新潮文庫)
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