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虹ケ原ホログラフ 浅野いにお

NHKの「戦後サブカルチャー史」で大きく取り上げられていたので読んでみたのだが、ストーリーは分かりにくいし、絵が綺麗という訳でもなく、特に面白い作品でも魅力のある作品でもないというのが正直な感想だ。刊行されたときに熱狂的に迎えられた作品ということなので、ある意味その時の時代精神をとらえていた作品なのだろう。時代の空気を伝える代表作と呼ばれる作品が必ずしも普遍的な作品とは限らないということかもしれない。(「虹ケ原ホログラフ」 浅野いにお、大田出版)

 

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