みなさん、こんにちは。
身体診察は、科学的な医学の実践に必要な基礎の中で、現在、最も無視されている。
しかし、身体診察は患者から自分で直接得ることができる1次情報だ。
1次情報を取り扱うことによって、確からしさのレベル、正常におけるばらつき、験者間や験者内での信頼性、診断能力に優れた医師が無意識に使っている特徴などを、身につけることができる。
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みなさん、こんにちは。
感覚検査のツールとしては、木のスワブを半分に折って、尖った先を使うとよい。
軽い触覚 light touchの検査には、綿が先っぽについたスワブなどがおススメだ。
宇宙飛行士への微小重力が与える影響を測定するための器具は、次のようなものがある。
ペンライト、血圧計、眼底鏡、耳鏡、音叉 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
打腱器(腱反射用ハンマー)の最も一般的なタイプは、ヘッドが三角形のTaylorハンマー。
これは初心者向きである。
点の部分(例えば上腕二頭筋反射のどの部分を正確に叩けばよいのかを知るのには適している)と幅広い面(これがあればAchilles腱反射を自信を持ってできるようになる)の両方を持っているから . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
聴診器の膜面はアルコール綿できれいにするとよい。
ベル部分や膜面は、潜在的な病原体の隠れ場所となり、院内感染の原因になりうるからだ。
研修医の200個の聴診器を調べたところ、80%で汚染されていることが判明し、そのうち4個ではメチシリン耐性ブドウ球菌が付着し . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
音の増幅機能とノイズフィルターシステムつきの電子聴診器の方が、低周波音をより聞き分けられる。
そのような聴診器が実地診療でも一定の役割がある。
電子聴診器の1つの使い方は、患者や指導者との同時の聴診である。
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みなさん、こんにちは。
イヤピースの重要な基準は、耳に心地よいということ。
イヤピースが合わない聴診器はよくない。
ほとんどの聴診器で、交換可能なイヤピースのセットを用意してあるので、快適に使えるセットを選ぶこと。
外耳道と同じ向きに、イヤピースが前向きに傾いていること。
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みなさん、こんにちは。
聴診器のチューブの長さは通常約30cm以上である。
科学的には、それよりも短かければ短いほどよいが、使い心地が悪くなり(結果として集中して聴診できなくなる)、短くするメリットは損なわれる。
チューブが非常に長い聴診器は、結核を疑う患者となるべく距離をとっておきたい、と医 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
1816年、私は心臓病の症状があると思われる若い女性を診察するよう頼まれた。
その女性は太っていたので手と打診による診察は難しい。
若い女性であることから胸を露出して行う通常の診察方法は適切でない。
私はよく知られた音響現象のことを思い出した。
木の梁の一方の端に耳を当てると、反対側の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Rinne試験やWeber試験を行う時は、1,024または512Hzの音叉をオススメする。
高周波数の音がしばしば感音性障害では最初に失われるからだ。
振動覚の試験には、256または128Hzの音叉が推奨される。
音叉は骨の隆起にぴったりと密着できるように幅が十分な基部が必要。
音叉の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
血圧計のカフは十分な長さがあることを確かめるとよい。
大きな腕の人の血圧を正確に測定するためには、余分に幅の広いカフも必要になるのだ。
そうしないと、血圧を過大評価する恐れがある。
写真:お気に入りから、本島南部の風景です。
これを実践するだけで、楽 . . . 本文を読む