燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

闘魂外来ここにあり 

2011-02-12 | 総合内科徳田外来
★6人の水戸藩士(*^^)v★
記念すべき第一稿は編集部員からです。ブログ取材のため水戸に行って参りました。

水戸協同病院では月一度の徳田先生の救急外来日直に合わせ、全国から自主的に実習生が参加し、救急外来での1日実習を受け入れています。もともとはクローズドで筑波大の学生が参加している企画でしたが、最近では北は福島、南は沖縄と全国から学生さんがこの日の実習に来られています。

2月もこの外来実習のために熱心な医学生が6名も集まり、サポート役として東京から研修医H先生、大阪から研修医A先生+引率のM先生、アメリカから弾丸ツアーのS先生が参加されました。

医学生は順番に救急ホットラインの対応をし、実際に診察を行ったあと、プリセプター役のH先生、A先生、M先生とS先生へプレゼンを行い、最後に徳田先生へプレゼンを行うといった分厚い屋根瓦式で、全ての患者さんを幾重にも診察します。
リアルなフィードバックを学ぶことができるスタイル、これが徳田救急外来実習です。

この日も忙しい診療を通じ、M先生の上気道炎や失神に対する病歴の要点のレクチャー、S先生のTdP、そして徳田先生の上腹部痛や眩暈診察のポイントなど、現場でそのままミニレクチャーが入り乱れ、今回も盛りだくさんの学びでした。

6名の学生は休憩時間を忘れるほど、とても熱心に実習されていました。
朝から救急対応でずっと動きっぱなし、しかし疲れるどころか、実習後の学生さんはみんな笑顔でした。

1日を通して、徳田先生のいる水戸協同病院での学生実習は、他の病院ではまず味わうことのできない実戦的な実習!編集部員もそう改めて感じました。



(日直終了後、徳田先生よりお茶をいれていただきました。ごちそうさまでした!)


H先生A先生M先生S先生、プリセプター役ありがとうございました。(徳田先生より)

徳田外来実習はリピーターも増え、参加人数に制限がかかることになりましたが、
徳田先生からジェネラリスト・マインドを学びたい、急性期救急での病歴聴取、フィジカルアセスメント、バイタルサインの病態生理学的解釈を学びたいと思った医学生・研修医のみなさん、徳田救急外来実習の参加ぜひお待ちしています。
参加希望の方はgairaikenshu@gmail.com までご連絡ください。

3月の徳田救急外来実習も楽しみです!



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