みなさん、こんにちは。
① 薬剤性パーキンソン症候群
薬の副作用によってパーキンソン病と同様の症状を来す病気。
抗うつ剤、抗精神薬、胃腸薬など原因となる薬は多い。
(症状)手足の震え、筋肉のこわばり、動作の緩慢、体のバランスがとりにくいなど。
(特徴)発症時期は服用して2、3ヶ月以内が多く、パーキンソン病より比較的早い。
該当薬を服用して必ず症状が現れるわけではなく、個人差がある。
② パーキンソン病
脳の黒質(こくしつ)の組織が変性することによって起きる病気。
(症状)手足の震え、筋肉のこわばり、動作の緩慢、体のバランスがとりにくいという4大症状の他、うつ症状や便秘・立ちくらみなどの自律神経症状を伴う。
(治療)薬物治療や運動機能低下を防止するリハビリテーション。
(特徴)40歳以上に多く発症。
悪化すると寝たきりになる。
③ 若年性パーキンソン病
40歳以下で発症するパーキンソン病のこと。
10歳代で発症する例もある。
パーキンソン病と症状に差はない。
遺伝子異常が原因であるケースが多い。
パーキンソン病患者のおよそ5~10%を占める。
(特徴)通常のパーキンソン病より進行がとてもゆっくりである。
パーキンソン病治療薬の効果が長く続く。
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