タイトル欄に
「がりばんずり」と書いたが
正しく変換はしてくれなかった
ガリ版刷りと変換して欲しかったが、
変換できないのだから
当然今の人たちには
ガリ板なるものも
また鉄筆も、原紙も、
全て過去の遺物なのだろう
四十年前までは、多数の人に同じ文字や図形を同時に見てもらう、安価で手軽な方法はこれしかなかったんだ。
個人が詩を書き何人かの人に読んでもらうのに
その詩を書き写すのには限界がある
ガリ版なら、原紙をガリ板にのせ鉄筆でガリガリやって、できたら謄写版にセットしてインクをつけたローラでこすって印刷すると、50枚でも100枚でもものの三十分もあれば印刷できた
コピー機のない時代のはなしだが
それから考えると今は楽に
自分の考えを発表出来るものだ
昔ならそうやって印刷したものを配ってはじめて発表した事になるのだから
今はこうやってブログに書けば
理屈の上では世界に発信となるのだろうに
ならば、ならば……