怠るな!

残しておきたいことと残しておいてはいけないこと

八朔だとさ

2024年08月01日 14時36分05秒 | たわごと
お昼のニュースで、京都の花街の年中行事として行われている「八朔」がとりあげられていました
八朔:柑橘類の八朔ではなしに八月の朔日(さくじつ)つまり八月ついたちのこと
舞妓さんや芸妓さんが黒紋付でお師匠さんのところへ挨拶回り
井上八千代さんの後ろ姿が映ってました
もっとも八朔というのは旧暦の話で九月の話そろそろ稲もできる頃というのでお世話になた方々へ稲穂を届けたそうな
それならようわかるのになんでこないアツい頃に?

このニュースを毎年見てる、ああもおそんな季節に今年もなったんだ、と思うのもいつものこと

今年は季節感が少し乏しいような気がしていた
燕の数が少ないまさか帰ったなんてことはないはずなのに?ほとんど見なくなった

スーパーへ行っても季節感が失せた
この時期ならスルメイカが安くなって一杯百円ぐらいになっていたはずが?
それがどうしたことか値段もそうだがスルメイカ自体あまり見なくなった

この分だと秋刀魚も同じようになってしまいそう

田中裕明氏の言葉に
「ある意味で人間くさい季語のようにも思われます。『炎天』と比べればそれがよくわかります。単なる叙景ではなく、あくまで人物の見えてくるような句作りが大切でしょう」
わかりますか?「日盛 ひざかり」です

うまく説明されてますね炎天と言えば人は見えないが日盛には人がみえかくれします
本井英さんは「日盛と言う季語は小気味良いまで日差しを肯定している」と歳時記に書いておられます
 
日盛に黒紋付の舞妓はん

八朔の光景が浮かびませんか?日差しを肯定してますかな?

炎天に黒紋付の舞子はん   ではどうでしょうか?


さあ八月だ。 

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