自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

よくばり満喫山スキー 昼闇西肩

2013-04-21 11:49:40 | 山岳スキー
夏山登山は年数回で満足できるのに、山スキーは毎週いきたくてしょうがない病の山猿です。

私の山スキーは基本日帰りなので、縦走を楽しむ、滑降重視、宴会重視を全て満たす山はなかなかできませんでした。
しかし今回はこの全てをバランスよく満たすことができたとっても楽しい山スキーでした。

日程  :2013年4月20日(土)
場所  :昼闇山西肩
メンバー:しゅう爺さん、HMDさん、まっちゃん、山猿
スキー :バンテッドB4 178CM

福井4時出発で、高速乗る前にコンビニに、宴会大好きメンバーもちろん話は今日の宴会について
今日は宴会がメインでしょ?なんて会話になり、みんな宴会の為の燃料+燃料補助剤を購入して
すでに全員宴会楽しむ気マンマン!!


行きの高速では綺麗な山をみてみんな気持ちUP,しかし富山の桜が既に終わっていてちょっと残念
そう言えば、今年めずらしく高速から見える桜一回も見てなかったな~



現地に到着前に見える、焼山、昼闇山!やっぱりいつ見ても格好いいな
遠い場所なのに、すごく親近感がある場所。やっぱこのエリアは好きだなー

笹倉温泉からのスタート(7:20)
今日は昼闇西肩、吉尾平までのんびり遠回りしていく山
山登りのページ の記事を参考にさせていただいた。感謝です。


旧焼山温泉スキー場は雪がかなり減っていた。


もう春なので新緑と雪が一緒にある景色なのですごく気持ちいい


恒例の橋を渡り、のんびりとみんなでお散歩

みんなガツガツ登らず、まったりと登り、とっても気持ちいい

吉尾平までには徒渉があるのだが、やっぱり雪どけは早く

どうにかつながっている場所を歩き、なんとかクリア


800mm以上は川は完全に埋まっており、きれいな谷の中で散歩。奥に見えるのが鉢山
目的地はこの鉢山の奥。今日はたび系なので、あえて周遊コースということだけど
昼闇の奥を行くこのコースは登りを満喫できるだけの距離は充分あるな!!


吉尾平は木々があり、そして火山の外輪山の中にいる感じですごく雰囲気よかった。
自分の中では、涸沢カールに似ていると思った。


鉢山はなかなの滑降満足度よさそうなだなー

1408Mの無名山(小鉢山?)
真ん中にある雪がなんともいいアクセントだった。

このあたりになると新雪もあり、ちょっとしたチビラッセル。
でもこの時期のパウなので、ストップスノーか?期待と不安がいりまじる


この小鉢山?と、鉢山を抜け、昼闇山につながる稜線に出て、滑降よさそうな1500付近で終了(11:10)

後ろに見える阿彌陀山もよさそうな斜面があり、滑りごたえありそう。
ここは何回も来たいと思わせるエリアだ


今日始めに滑るのはこの斜面です。よだれタラタラものです。

滑降大好きメンバー
今日は1日気温が低いとは知っているが、すこしでもいい雪で滑りたいことで
昼食なしはおろか休憩もなしで即滑降


元祖春スキーロードヘルメットスタイル しゅう爺さん

春用の劇軽板を入手したHMDさん

今シーズン2回した山スキーしていないの、登りも滑りピカイチ まっちゃん 
充分知ってはいたけど、やっぱりこの人ただものじゃないです。

今回あえて木と絡めた写真をセレクト、なかなか我ながらいいカットだと、自画自賛

肝心の滑りはというと、、、雪質はストップ要素がないなかなかいいパウでした。
あまり経験したことのない、かわった雪質 なごり雪とある人は命名(笑)
しかし数十センチ下にはカチカチのバーンが潜んでいて、なかなかのテクニカル

そして雪質より手強いのは、新雪で真っ白すぎて、ホワイトアウトみたいに全く斜面の起伏がわからないバーン
まるで目をつぶってすべっている感じ。

最初雪質は上々なので、徐々にスピードを挙げたとたん、起伏が分からないことがわかり
しかし既にそれを処理できないオーバースピード!!しっかり転んでしまいました。
まだまだ状況判断力が弱いと反省

2ピッチ目は、もう状況は分かったので、ある程度スピードセーブしての滑降
それでも予想以上の起伏があったりして気がぬけない。まるで障害物競走
劇コブの上にあるパウダーを滑る感覚に似ており、これもまた面白い

ある程度木があるところに出ると、斜面の起伏もわかり

こんな斜面で楽しく滑降

あまりにもきも気持ちよくて、適当なところで登り返し

登った甲斐もあり、ここもいい斜面

滑降というと、起伏がわかりやすくなり、雪も走り楽しい

パウダーっぽいでしょ

楽しそうにギャップをピョーンんとまっちゃん

充分登り、滑ったので、最後の目的宴会(12:40)

みんなのおかずをテーブルに出してにぎやかな宴会
途中雪が降ってたけど、宴会は終わるどころか、もっと盛り上がった
まるでなごり雪のお別れ会みたいに、楽しくみんなで宴会し、


あとは消化試合と思ったら
結構走る雪は続き、昼闇谷のトラバースする寸前まで気持ちよく滑降

先行者のトレース、以前みんなで昼闇もいったことがあるので、登り返しも少なく、
効率よくアケビ平にも戻れた

さすがにアケビ平からは妖怪板つかみ祭だったけど、無事15時ごろには下山できた
なにげに最後の旧焼山温泉スキー場でも気持ちよく数ターン出来た。

しゅう爺さんからいただいた写真を
毎度被写体のいい所をうまく引き出してくれる写真に大感謝

ちょっと上半身かぶせ気味ですな。切り替え前に出る癖修正しないと

しゅう爺さんのアイデア ロードヘルメットを装着 これいいです!!

今年のテーマ、踵乗りがある程度出来ていて嬉しかった。

新しい青色パンツ思ったより厚手でしたが、色は綺麗でうれしい。

春山スキーもやっぱ楽しいな
まだまだ春山スキーは続きますよ!!

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