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寒い日の控訴審に少し希望を

2022年10月17日 | 雑記

天候不順が続いて今日も時折り雨がぱらつく。初冬のような寒さの中、初めて東京高裁の建物に入る。手荷物検査はこれまでの地裁入口と同じだが、周囲が広々として威圧感は感じない。ロビーの立ち話の人たちや忙しげにエレベーターへ向かう男女など、普通のオフィスビルと同じ光景だ。でも友人にとっては、気を奮い立たせて踏み入れたに違いない。一審で敗訴した娘さんの死を医療過誤と問う控訴審がいよいよ始まった。傍聴していた身として一審判決は、数年に及ぶ審理の核心から外れた医学論説を引用、中立公平の理念からかけ離れたものと思わざるを得ない。法廷では争点をあらためて整理、審理を尽くすとの裁判長の話。その言葉に、本来の秋のような澄んだ青空と希望を感じた。



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