晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

戦後70年、ひとつの写真展に

2015年12月13日 | 写真&旅

今日は写真サークルの講師・長洋弘先生の写真展を見るために銀座へ。70数点の展示作品は、残留日本兵の存在を赴任先のインドネシアで知ったことから30年にわたって追い続けてきたもの。戦争が終わったにもかかわらず、いろいろな事情・理由で残らざるを得なかった元日本兵。そして、オランダとの独立戦争に加わり、その後も留まり続けた。それらは著作『帰らなかった日本兵』(朝日新聞社刊)などで読んでいたが、あらためて一人ひとりの運命の残酷さを受け止めることとなった。会場内に流れている音量を落としたBGM、それは日本への望郷の思いを伝えるかのような童謡だった。外へ出ると冷たい雨降りながらも銀座、休日を楽しむ人の群れが続いていた。

    

 

東京も黄葉 

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