スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(週刊誌の情けなさ)

2019-11-30 13:37:03 | 日記
11月30日(土)
 文春とか新潮は大新聞が記事に出来ない事を書いて我々に情報を与えてくれる、一面では立派にジャーナリズムの責を果たす存在だと思っていたが、何故香港の取材をしないのか。中国本土とは違うから取材はできる筈だろう。多少でも記者に危害が及ぶ取材はしないという方針なのだろうか。その内フリーランスの持ち込みがあるだろうから、それを使えばいいやと考えているのだろうか。週刊誌の見出しを見ると何処も桜を見る会を追及する特集ばかりで、回収した後のごみ置き場をつつくカラスを見るような、あさましい気分だ。
 世界の耳目が香港に集中している。そこへ行かなくて何がジャーナリストだ。文春も新潮も世界に、日本に週刊誌ありと名を売るチャンスだぞ。所詮日本のメディアというものは、国内の出来事を魚のアラを啜るようにしか、書けないものなのであろうか。週刊誌には多少期待があっただけに残念だ。ゴシップ記事で稼いだお金を時には公益的な取材に使う事をしないと、単なるイエローペーパーと蔑まれて終わるだろう。

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