スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(国葬反対!嫌になる)

2022-09-09 09:06:46 | 日記
9月9日(金)
 私は庶民であり庶民感覚というものを、従来重要視してきた。エリート的な言説は小馬鹿にしてきたし、何とかマターとかいうようなやたら英語表現をしたがる輩は、意図的に避けてきた(内心で馬鹿にしながら)。しかしここ数日の国葬反対の言説、それはマスゴミと野党にとっては最大の敵である安倍元首相の神格化を防ぎたいとの必死の思いからする事と分かるが、それに引きずられて国葬反対だと言う庶民の馬鹿さ加減を見るに、もう庶民感覚は捨てようと思った。彼らは所詮学問のない馬鹿人間なのである。
 馬鹿人間集団ではあるが選挙権を持つ以上、その力は絶大である。だから馬鹿と鋏は使いようと言うように、冷徹な目で見るようにしようと思った。自分の中の庶民感覚はすぐには拭い去れないが、もうそれを誇ったり愛しんだりはしない。馬鹿にお付き合いをすることはない。
 よく言うように学問のあるなしとは大学に行ったりとかそういう事ではない。学問のあるなしとは、事実を見る力があるかないか、という事だ(という事は事実だってなかなか簡単には見えないという事だ)。事実を見る力があれば、その対象物が例えば安倍さんと統一教会との関係だとすれば、すぐには判別できないだろうが、暫く考えて、安倍さんの過去の言動(慰安婦問題に終止符を打つ)と統一教会の合同結婚式(過去の慰安婦政策の贖罪の意味を持つ)を思い出したりすれば、関係の持ちようがないと理解できるだろう。また安倍さんが統一教会に有利になる政策をしたのかと問えば、何一つ思い浮かばないだろう。そして政治家は選挙で応援してくれる人には全て笑顔で接するものだと、分かってくる。そういう事が出来る人が、学問のある人なのである。
 庶民は実生活の分野でそういう学問を積んでいるから、頭でっかちのインテリのように書物に狂った判断をすることがないと、今まで思っていた。しかしそういう庶民感覚には限界があると悟った。自分の専門分野(例えば建築技術者とか)に精通した人なら、鉄筋無しで中層アパートが建設できる新技法があるなどと煽られても、簡単には同調しないだろう。しかしそういう人でも国葬という自分の専門分野外の話になると、マスゴミの煽りの強度に正比例して、マスゴミ言説に同調してしまうのだ。
 マスゴミと野党(勿論維新と国民は除く)にすれば、戦後レジームからの脱却という、自分たちにとって一丁目一番地の心臓部分を否定しにかかった安倍元首相は、誠ににっくき真正の敵である。国葬を放置すればその考えが神格化されてしまう。焦りに焦って何が何でもと潰しに掛かっている。だからオリンピック反対とか豊洲反対とかとは次元の違った、凄まじいネガティブキャンペーンを張っているのだ。だから普段なら煽られない人も、煽られている。それが国葬反対の世論調査の結果である。毎日新聞の世論調査は社内調査みたいなものだから無視してよいが、読売・産経の調査でも国葬反対が賛成を上回っている。
 こんな馬鹿国民では、ひょっとしたら日米安保解消なんかでも、マスゴミの煽り次第で賛成してしまうのではないかと、案ずるようになった。


 

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