スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(最低オリンピックがやっと終わる)

2024-08-10 13:38:54 | 日記
8月10日(土)
 パリ五輪に出場している中国の水泳選手で11人くらいの者が、過去ドーピング検査に引っかかっているとの話だ。ドーピングは習慣性があり且つ競技の直前に使わなければ意味がないから、競技直後に痕跡を消すことは簡単ではない。それでも今回堂々と出ているという事は、数時間で痕跡が消せる特殊な薬品を中国は開発したか、或いはフランスの事だからWADAを買収すれば大丈夫だと見越しているからの、どちらかだろう。
 現在のところ中国のメダル獲得数はアメリカに次いで2位である。しかも金メダルの数はアメリカと同数の33個である。もし中国がオリンピックに参加していなかったら、五輪はこれから先ずっとアメリカの独壇場となってしまう。それはオリンピックの興行価値を下げてしまうから避けるべきだと、IOCは中国贔屓をしているのだと思う。
 だからドーピングもやり放題、台湾頑張れのタオルの没収となるのだろう。報道されていないだけで中国有利の判定もわんさかあるように思う。おまけにパリ市長はなんでだか分からないがまるで酔っ払いのように、アンチ開会式派を、非論理的な言葉でこき下ろしている。不愉快極まりないオリンピックが終わると思うと、すっとする。
 それにしてもこれだけコケにされたオリンピックを次にやる国があるのだろうか。ロサンゼルスと決まっているが、果たしてアメリカはやるだろうか。パリで人々のオリンピックに対する崇拝意識が踏みにじられたから、世界中の関心が薄れ興行収入も従来に比べてグッと下がってしまうように思う。アメリカの事だからコマーシャルベースを徹底させたオリンピックにするかも。

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