スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(K-1 暴挙)

2020-03-24 10:22:46 | 日記
3月24日(火)
 K-1には呆れた。主催者には感染は生じないとの、よほどの医学的確信があったのだろうか。恐らくどの医者もそんな断言はできないだろうから、主催者が金欲しさからやったに違いない。韓国の教祖のような土下座では、すまなくなる事態を想像しなかったのだろうか。もしクラスターが発生したらK-1は潰れるのではないだろうか。よくそんなリスクを犯したものだと思う。選手にファイトマネーが配れなかったらそもそも潰れる状況にあったのだろうか。そんな風にも思えないから、やっぱり主催者が金に目が眩んだのだとしか考えられない。
 さいたまスーパーアリーナは県が大株主の筈だ。多くの職員が県の出向者の筈だろう。県の意向で会場の貸し出しをキャンセルできなかったのだろうか。勿論K-1側から損害賠償の訴訟が起こされるだろうが、受けて立てばよい。仮に裁判に負けても県民は納得する。そこまでするのが、県民の命を守る、政治家としての知事の本来の役目ではないか。会場でアリバイ的なパフォーマンスをして事足りるものではないと思う。
 武漢肺炎を防ぐ手段は人と人の接触を断つ方法しかない。イタリアやフランスは強権を振るって接触を断っているのに、それでも感染が防げない。日本はそれに比べれば何もしていないと言って等しいのに、不思議にもどういう訳か感染の程度が低い。だから主宰者は大丈夫だとタカを括ったのだと思うが、実にリスクの高い選択だ。もしクラスターが生じたら、切腹しなければ国民が許さないだろう。
 
 

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