スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(見えてきた大村リコール不正)

2020-12-14 13:12:35 | 日記
12月14日(月)
 私の感想であるが、高須院長にも河村市長にも、そして何より田中事務局長にも、はなからリコール成立は不可能だと、分っていたのであろう。ならば目的は如何に善戦したかという、パフォーマンスのみとなる。それが40万票であったと思う。40万票集めたら皆びっくりする。リコール運動に賞嘆の嵐が捧げられるという訳だ。
 高須院長には何よりもない死に花である。田中事務局長は衆院選の当選が見えてくる。河村市長も傍観をしていたら、お前は何をしているのかとの非難が殺到したろうから、それを避けるという効用のある話だ。40万票では選管は名簿の審査をしない。何かの会の名簿などを書き写そうと何をしようと、40万という数字のみが独り歩きをしてくれるのだ。めでたしめでたし。
 こう考えると色々不可解だったことが符合する。
 個人的なことだが最初、事務局に電話したが出ない。忙しいだろうと思ってFAXにしたが返事は来ない。取り込み中の所を邪魔しては悪いとそれ以上尋ねなかったが、その時周辺から事務局の不可解な対応ぶりを聞いた。維新以外のボランティアの人が事務局に行くと、「勝手さん」と呼ばれて、邪険に扱われるというのだ。署名活動の日時や場所などの連絡も全くないというような話を聞かされた。その時は変だなあと思っていた。
 決定的なのは11月4日である。友人に聞いた話では当日の深夜、ナンバリングの為に呼び出されたというのである。それもボランティア仲間からの緊急呼び出しだった。決して事務局からではない。あの時もし事務局だけが対応していたら、ナンバリングが打てず、署名簿が提出できない結果となった市町村が、続出したであろうとのことだ。この時に各地の選管に駆け付けた多くのボランティアが署名簿を目にして、その不正に気付いたのである。
 考えるに高須院長も事務局も、パフォーマンスはしても、地道な署名運動などする気はなかったのではないか。むしろ自分たちの作戦にとってボランティアは邪魔な存在である。その作戦とは40万票偽造作戦である。その為「勝手さん」と邪険にして遠ざけた。所がここが抜けていたのか或はもっと邪悪な試みがあってした事なのかも知れないが、ナンバリングをせずに署名簿を各選管に提出したので、不備を指摘された後、独自に連絡を取り合った多数のボランティアが選管に駆け付けて、署名簿を見てしまった。それで思惑がバレてしまって高須院長はあんなに怒っているのである。
 第一不正を告発した人を訴えるなど、自分にやましい所がある、何よりの証拠である。
 第二に戻ってきた署名簿を溶かすなど、自分にやましい所のある、何よりの証拠である。
 多くのボランティアの人だって、リコールが成立するとは、ほとんど思っていなかったろう。しかしここが湊川だ、ここがアラモの砦だと、国の為に戦ったのだ。高須院長よ、田中事務局長には無駄だから言わない、そういう人の思いを今後も踏みにじって、安らかに死ねるのか。

 
 

1 コメント

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・・・ (通りすがり)
2020-12-18 08:33:07
もっと、邪悪な試みねぇ・・・
バレた時は、ナンバリングした人のせいにする布石とか?

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