スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(①高市発言 ②トランプ起訴 ③中国拘束)

2023-04-02 13:40:52 | 日記
4月2日(日)
 ①高市発言
 3月27日の参院予算委員会での発言が実に興味深い。高市さんは「文書は差し込まれた。総務省職員に聞いて、その事情は理解した」更に「(文書を偽造して差し込んだ)職員に対する公訴時効は過ぎている」と、述べたのである。これは3月初めに小西議員の質問通告を受けて高市さんが答弁の為に、当時の状況を調査した結果のものである。ここから推論できることの一つは、「捏造」なる言葉はとっさに口を出たものではなく、予め調査をしたうえで確信をもって、言った言葉だと思われる。二つ目は当時高市さん潰しの謀略が総務省の役人たちで、練られていたという事である。
 不思議な事に高市発言の深意を問う論調が全く見られない。高市さん自身がこれ以上開陳しないのなら、ネット民には伺い知れない次元のものだ。マスゴミは問題がドロドロしすぎて、取り上げる勇気は端から無いだろう。自民党議員もそうなのだろう。問題が沈静化してから何処かの雑誌がインタビューを試みるかも知れない。
 これを見るに役人を清廉潔白人種だとやたら持ち上げる立憲議員(小西、杉尾、石橋、石垣のり子など)が、いかに現実を見ていないか、自分の都合の良い時だけ人を利用するまやかし人間かと、よく分かるだろう。
 ②トランプ起訴
 対立している両者があらゆる手段を駆使して、相手を叩き潰すと言うのが、アメリカ流だという事なのであろうか。勝つか負けるかで日本的な落としどころなどないのが、アメリカなのであろうか。私はトランプ起訴は無理筋であると思う。誰かが言っていたように一審(ニューヨーク州の居住者は反トランプ人間が多く、その中から陪審員が選ばれる)有罪、控訴審(職業裁判官による)で無罪と言うのが、あり得る話のように思う。裁判は来年になるとの話も聞く。そうするとアメリカ大統領選は来年だから、裁判中は、トランプは出馬できない事になるのだろうか。出来るにしても国民が刑事裁判の被告に投票するだろうか。そう考えるとこれは確かに、トランプを大統領選に出馬させないために仕組まれた、民主党の陰謀だと言わざるを得ない。ペロシはこの決定を受けて、「トランプも無罪を証明する権利がある」と言ったそうだ。沙汰の限りとはこのことで、刑事裁判で証明する義務(有罪だと)があるのは検察官であって、被告は無罪を証明する必要などない。ペロシは多分喜びのあまり、法理よりも感情が出てしまったのだろう。このことからも民主党の陰謀だと推論できる。
 恐ろしいのは大陪審が起訴相当とすれば、この陰謀が成立(有罪無罪など関係ない、トランプを刑事被告人にすれば良いのだ)してしまう事だ。大陪審の陪審員はニューヨーク州の住民である。アメリカもやり方が違うだけで、一皮剝けば中国と変わらない国柄のように思う。
 ③中国拘束
 今回はマスゴミの論調が中国に対して批判的である。在留日本人に警鐘を鳴らすものになっている。しかし拘束は何も今回初めてなされたものではない。既に17名の日本人が過去に拘束されたとマスゴミも言っている。何でその時警鐘を鳴らさなかったのだ。
 思うにこれも岸田首相のウクライナ訪問と同じで、アメリカの対中対決姿勢に、マスゴミが敏感に反応し始めたという事だろう。小西の孤立も、コラボの切り捨ても、遠い話のようだが大きな流れとしては繋がっているように私は思う。





2 コメント

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おびきよせるため (野々花)
2023-04-03 01:03:06
新たな日本人拘束は、
林をおびきよせるためでしょう。
そして思惑どおり、林も歓びいさんで訪中しました、とさ。
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二階堂コピペ (野々花)
2023-04-09 13:35:22
ひどい!【マッチポンプ】中国の日本人拘束は林外相のヤラセ!!
2023/04/08 16:58 -貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか?

中国で日本人が拘束される事案が増えている。
今年3月下旬にもアステラス製薬の男性社員がスパイ容疑で突然拘束されたばかりだ。
中国政府は2014年に反スパイ法を制定しているが、その後も情報管理を強化する法律を複数制定。外国人の取り締まりを強化している。
反スパイ法が本格的に施行された2015年以降、上記のアステラス製薬社員の事案を加えて17人の日本人が拘束されている。
上記の事実関係だけで普通に考えれば
「中国が台湾問題も含めて日米関係に揺さぶりをかけるために不当な法人拘束をした」
と理由付けすることになるだろう。
実際にほとんどの大手メディアの報道の論調も声を揃えて同じ方向性になっている。
テレビに登場する識者のコメントも同様だ。
しかし全く異なる言葉が永田町の一部でささやかれていることを御存知だろうか?

今回は永田町の要人複数に当サイトが緊急取材を敢行した。
他ではタブーとして報じられない内容だ。以下お読み頂きたい。
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