宮部みゆきの本はあまり読んでいないのだが、試に『震える岩』を古書店から購入し読んでみた。ふつうの人間にはない不思議な力をもつ「姉妹屋」のお初が主人公の作品だ。深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める内に、一関田村藩の下屋敷で震える岩があるというので見に行くことに。人にとりついて悪さをするおん霊と対決し、これを取り除くのだが、ミステリーというよりオカルト的でどうもこの傾向の作品はやはり好みとは言えない。
朝から雨で外作業ができないし、ポスター貼りとかチラシ配布も出来ないので、八戸に映画鑑賞に出かけた。観た映画は、アカデミー賞3部門(主演男優賞、監督賞、撮影賞)を受賞した、『レウェナント』(蘇えりし者)である。アレンハイドロ・G・イニャトリトウ監督作品で、『タイタニック』に出演してブレイクしたレオナルド・デカプリオが主演してる。現在上映中なのでストーリには踏み込まないが、息子を殺された父親が瀕死の状況から蘇えって復讐をはたす話だが、映画だから許されるのだろうが、常識的にはあれでは生きていられないはずだなあーと感じてしまった。人工的な照明を一切使わないで撮影したというのもすごい。とにかく、『タイタニック』とは違うデカプリオの演技には注目したい。まだ上映しているので、まだの方はぜひ観てほしい作品だった。
4月28日。おはようがんす。当地は今朝は霧雨。だんだん本格的に降るらしい。外での作業は出来そうもないので、八戸で映画鑑賞と買い物をするつもりだ。
今朝は葉わさびが登場。わさびといっても湧水で育てるあれではなくて、山の林の中などに育つやつだ。花がつき始めてところで折ってきて、ひたひたの熱湯につけ封をしておく。ピリッとした辛みがあるがさわやかな味わいの山菜である。これはわが家の庭の片隅に植わっているもの。やはり春を感じる一品だ。
4月27日。おはようがんす。先日、基肥(化学肥料「新みのり12号」)を散布した後、右わき腹に痛みが起こりしばらく苦しんだ。内臓の病気もしんぱいしたが、どうやら神経痛のようだった。それで、昨日から湿布をしたところ今朝になってウソのように痛みはとれていた。本格的な農作業が始まったばかりで、20㌔入りの背負い散布装置を担いだ結果だった。やはりとしなのかね~。
それで、今朝は食欲も回復した。昨日まで3日連続の揚げ物だったが、今朝は銀ザケの焼き魚。それにこの地域の名物のキッカイソウなども出て、まずは満足のいく朝食だった。
今日は庭で背が高くなりすぎた桐の木の枝を切り落とした貰う予定。高いところの枝は、素人ではなかなか難しい。昔、大工をやっていて今は便利大工という人に頼んでおいた。