宇江佐真理の『うめ婆行状記』を読んだ。町家の出のうめが町奉行所の同心のもとに嫁ぎ、夫に先立たれた後、一人で暮らしたいと家を出て町屋に移り、そこでおこる様々な出来事を描いている。解説の諸田玲子氏によれば、(うめ)は宇江佐真理自身だという。この作品は宇江佐真理の絶筆であり、「未完」となっている。惜しい作家をなくしたと思う。まだ66歳だったという。
8月10日。おはようがんす。心配された台風13号は、昨夜一番接近したらしいが雨も風もほとんど影響がない状態で過ぎて行った。夏空が戻ってくることを期待している。イネが出穂、開花の時期を迎えているからだ。今朝は塩ザケの切り身を焼いて、冷凍のコロッケを揚げて朝食に。まあ、こんなのが一番良い。