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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

松本、雨飾山の旅

2012-03-29 12:33:58 | 山行き
 2011年8月、私と妻の2人で長野を旅し、松本城、ちひろ安曇野美術館、雨飾山などを訪ねました。
ちょうどNHKの朝ドラマで松本、安曇野などが舞台になっていましたので、松本城周辺のおソバ屋さんは大変な混みようで大変でした。松本城も天守閣の最上部は「渋滞」状況で、時間の都合もあってあきらめざるをえませんでした。ちひろ安曇野美術館は、広い敷地に素敵な建物で、いわさきちひろの仕事を見ることができました。
 雨飾山は信越国境の山で冬は豪雪で知られ、2千㍍以下の標高なのに、山頂周辺は草原状で高山植物も豊富でした。この山には「フトンビシ」と呼ばれる岩場があり、沢筋から尾根に登る急坂はなかなかのものでした。とにもかくにも山頂にたどり着き、午前中には下山できましたが、それから岩手まで北陸、磐越、東北、八戸と高速道を乗り継ぎ、約12時間かかっての帰宅でした。大震災により、東北発着の高速道利用分は「無料」でしたので、大いに助かりました。
 

洋野町のこと

2012-03-29 08:41:28 | 地域
今日の洋野町は綺麗に晴れています。朝の気温は氷点下でしたが、朝日がさすとともに雪どけが始まり、雫の落ちる音が聞こえます。「雪どけ間近な北の空」ですかね。
 さて、洋野町は7年前旧種市町と大野村が合併してできた町です。合併時、とくに大野村は「久慈市とが良い」という派と「種市町が良い」という派で村内が二分され、住民投票でわずかに種市が多かったのですが、合併関連議案が一度は議会で否決されるなど、文字通りのドタバタ劇の末の合併でした。
 私は、もともとここの出身ではないのですが、あの当時「合併しなければ自治体財政がもたない」と盛んに宣伝される中での合併でした。私は、住民票は大野村にありましたが、盛岡市に単身赴任していてよそながらこの合併劇を見守っていました。何というバカな騒ぎだと思いながらです。結局、合併は進んで洋野町ができたのですが、旧大野のさびれ方はやはり心配していた通りでした。その上、旧自治体間の格差がのこされるなど、すべて良かったとは言えないと感じています。
 写真は大野キャンパスから見た久慈平岳です~なぜか写真が2枚入ってしまいました。