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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

キクザキイチゲの花に癒される

2014-04-21 12:26:21 | 自然

今日は午後から雨になりそうな気配なので、昼で田んぼの作業はやめにした。水を落とす小川をはさんで対岸の木の処理は終わった。すっかり見通しが良くなってさっぱりした感じ。対岸も元は水田だったが、所有者が農業をやめ、田んぼに牧草を植え酪農家が機械で刈り取りをしているのだが、自分の持ち物でないのでどうしても手入れが悪くなる。川べりに生えてくる樹木はそのまま放置され、越境してわが家の田んぼの作業にも影響を与える。わが家の田んぼの土手にも、桑の木やイバラ、山ブドウなどが入り込んでくる。見つけ次第取り除かないとだんだん株が太くなるので厄介である。

そんなこんな作業をしていると、わが家の田んぼの土手にキクザキイチゲが咲いているのを発見し写真に。キクザキイチゲはキンポウゲ科のイチリンソウ属の多年草でキクザキイチリンソウとも呼ばれる。似た種類にアズマイチゲがあるが、もっとも花びらが深く切れ込んでいる。田んぼの作業を始める頃咲いて、癒してくれる花である。


ウグイスの初鳴き

2014-04-12 17:47:09 | 自然

今日も田んぼ周辺の邪魔になる樹木の伐採に出かけた。伐り倒すこと自体はたいした手間はかからないが、倒した木の枝の処理にかなりの労力を使う。それでも午前中で、ほぼ目的を達成し終了した。この作業中、ウグイスの初鳴きを聞いた。私の家の田んぼは山と山に挟まれたいわゆる「谷地田」で、水源は湧水をためたため池と、細い流れの川に頼っている。どちらも水温が低いので、ため池から引いた水は1回貯水して温めたうえで田んぼに入れる。川から塩ビパイプで引いた水はできるだけ長い水路を通して田んぼに入れているが、それでも水口は生育が遅れるのである。自然豊かといえばそうなのだが、自然の厳しさと向かい合っての米づくりなのだ。この田んぼでの作業中、ウグイスの声は癒しになるが、夏の盛りもこの場所で繁殖するらしく鳴きつづけるので、少しイライラしてくる。当然、抱卵をねらうホトトギスやカッコウもやってくるので、なかなか生存競争は厳しいと思う。


60㌢の津波でまずは一安心

2014-04-04 07:43:26 | 自然

おはようがんす。昨日は「津波注意報」が15時間も出ていて、釜石の開店したばかりのイオンが注意報解除まで営業を見合わせ、釜石線や八戸線、三鉄などにも運休が出るなど生活に影響が出たが、私町にもっとも近い久慈湊で60㌢の津波を記録したのが最高で、全国的に被害は出なかったようで、まずは一安心というところ。やはり、東日本大震災以来の津波に関する警戒感は相当なものがあると思う。


名残雪!!

2014-03-31 06:33:27 | 自然

朝4時に日刊「しんぶん赤旗」配達のために起きると、外は雪。名残雪にしては量が多い。10㌢以上は積もっている。除雪車も出動した。新聞のポストを覗くと、やはり到着していない。先ほど久慈の事務所から入った連絡によると、倒木で大野方面に入れなくなっているということであった。春の雪はべたべたとくっつくので、木が倒れたり電線が切れたりする事故が起こる。気温が高いので、太陽が顔を出せばあっという間になくなるだろうが、今年は異常に雪が多い。ま~、雪が多い年は豊作という説もあるので、そちらの方は期待したいところだ。


福寿草が咲いた

2014-03-29 18:21:58 | 自然

解けが音を立てて進む、洋野町大野。今日私は、ウメの選定をしようと畑に行った。すると畑の隅にフクジュソウが花をつけていた。近所の家では花をつけていたが、積雪量の多いわが家の畑ではまだだろうと思っていたら、一番端のイチイの木の根元で黄色い花を咲かせていた。10年ほど前、階上岳の西口を春先に登って。途中で雪の中に咲く福寿草を見つけて写真にとった。当時はまだデジカメ以前で、一眼レフを購入し悦に入っていた頃である。東北の春は、やはり福寿草からやってくるという感じだ。