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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

アザミの花が咲く

2013-08-31 11:26:38 | 自然

 昨日に続いて今日も朝から雨、予定していた田んぼの水落としにはあまり環境が良くない。しばらく様子を見たがやみそうもないので、カッパに身を固め、軽トラで田んぼへ。昨日からの雨でたっぷり水がたまっていた。一番下の田から止め板を外し水を落とす。春につくっておいた脇に落とす口も皆あけた。4枚の田んぼの水が落ちるようにしてから、今度は上から落ち口へ溝を掘って流れやすくする作業。8時30分から始めて10時30分までやったが、カッパを着ているので汗が流れるようであった。すっかりびしょぬれになったので、家に帰って水をかぶって着替えをした。

 作業をしていると田んぼのまわりでアザミの花が咲いていた。奇麗な赤紫の花が緑に映えていたので、1枚撮影しておいた。さすがにセミの声はしなくなって、田んぼの周辺ではコオロギの鳴き声が主流になった。あと20日もすれば稲刈りの時期である。


ツリフネソウが咲いた~秋ですね。

2013-08-14 07:10:59 | 自然

 まだまだ暑さが続いているが、自然の世界では秋が確実にやってきている。昨日、農作業の帰りに気が付くつとツリフネソウが咲いていた。ツリフネソウは沖縄を除く日本の各地に生える一年草で、ツリフネソウ科の植物。茎はやや赤みを帯び、高さは50~80㌢。花は紅紫色で、後部に細く突き出た距があるのが特徴。花の名前の由来は、花の形が吊り下げた帆掛け船によく似ているからという。同じツリフネソウの仲間に、キツリフネがありこちらは花の色が黄色。

 キツリフネの方がツリフネソウより少し花の時期が早いようだが、私の田んぼの周辺では今そろって咲いている。山野草のガイドブックでもこれらの花は、「秋の花」にくくられており、暑くてセミがわんわんないている中でも秋はすぐそこまで来ている。そういえば、気象予報の中でも「秋雨前線」の話が出ていた。


オニユリが咲く

2013-08-13 07:25:35 | 自然

 昨日は、大野あたりも最高の暑さであった。それでも明け方は20℃以下になるので、「熱帯夜」の地域とは違って涼しいの一言である。

 さて、わが家の裏庭のオニユリが咲いた。昨日岩手山を単独で登った際、夜が明けるまでは用心のため携帯ラジオを鳴らしていたらNHKで、「今日の誕生日の花はオニユリ」と話していた。花言葉はなんだったか忘れたが、その中で、クルマユリのことをコオニユリともいうらしいことを聞いた。昨日、岩手山でも何輪かのクルマユリを見て、写しておいた。

 クルマユリはオニユリよりはだいぶ小さく、葉が一か所にまとまって生えているのでクルマユリと呼ばれる。この季節の山に登ると鮮やかなオレンジ色で目を楽しませてくれる花だ


深海展でダイオウイカにであう

2013-08-05 18:14:41 | 自然

 私たちは3日、吉田口6合目の星観荘に泊まった。10時台の「はやて」に乗り、2時台に東京駅に着いた。東京在住の長男と合流し、JRで大月駅まで行き、私鉄で富士山駅まで行って、晩飯として富士吉田市の名物「吉田うどん」を食べる。富士山の湧水でこねられたうどんは「腰」がありすぎるぐらいだった。富士吉田駅前からタクシーに乗り、富士吉田登山口には7時前に着いたが、それから30分余り歩き。3日の宿「星観荘」についた。ここは長男が予約していた宿で素泊まり料金が6800円だった。

 翌4日、「星観荘」前で朝食を済ませ、4時30分出発で富士吉田からのコースを登り、3,700㍍の富士山の火口をめぐるところまでついたが、連れ合いの状態が悪く。お鉢勝りはしないで下山。その夜は長男宅(世田谷区上北沢)に泊まり、5日は国立科学博物館の「深海」展を参観し、ダイオウイカの標本を視て。上野発11:02分の「はやて31号」で岩手に戻った。


田んぼの鳥5=ウグイス

2013-08-03 06:13:28 | 自然

 昨日、今日と岩手県北部はオホーツク海高気圧に覆われ、晴れあがっているが気温が低く稲への影響が心配される状況だ。

 今日から5日にかけて、富士登山と国立科学博物館で行われている「深海展」を見学するために不在になるので、昨日は刈り取っておいた土手の草の処理をし、秋ソバの種を蒔いた。以前は、田んぼの土手の草を刈り取ったまま放置し、乾いたところで火をつけて燃やしていたが、放置されている期間「めぐさい」(大野言葉で「みっともない」もしくは「見栄えが悪い」の意)ので、下にある休耕田の片隅に運んで積み上げている。畑にしている部分で抜き取った雑草といっしょに2年ぐらい発酵させ、たい肥として使うつもりだ。

 その作業中も、田の南側にあるわが家の山と北側にある他の家の山でウグイスが鳴きたてている。ホーホケキョのあと、ケキョケキョケキョとけたたましい。7月に田の草取りなどをしていると、励ましてくれているのかバカにしているのかわからないが、いつも鳴きたてて少し腹が立つ位だ。昨日も、作業を終えようとして田んぼの水を止めて戻ろうとしたら、田んぼの水利のために打たれた杭にカワセミが止まっていた。あっというまに藪の中に消えていった。奥ゆかしいものだと思う。