AM1:00起床。
ヘッドライトをともして「砂走館」(七合五勺)を後にしました。
幸い風もなく穏やかな天候予報とのことで、ご来光を拝めるチャンスは高い、との情報でした。
3時間余りを掛けて山頂に到着。さすがに寒くダウンジャケットは必須アイテムです。
ご来光を拝めるスポットに向かう途中に流れ星も見れました。
一瞬でしたが、医院の発展とスタッフ、家族の健康を願いました。
AM5:02東の空が青からオレンジに変わり、雲の上にお日様が顔を出しました。
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すがすがしい気持ちと達成感、何ともいえない感情の中で眩しく輝く太陽を見つめていました。
南アルプスに写る影富士もしっかり堪能できました。
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富士山頂奥宮で御朱印を貰い、お守りを家族の人数分買い求めました。
とにかく大勢の観光客でごったがえしており、高山病でしんどいのか、人の多さでしんどいのか判らないくらいでした。
1回目の登頂で叶わなかった、剣ヶ峰へも登りました。
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石碑との写真撮影には30分以上並びましたが、もう2度とは来る自信がないのでしんどい中並んで撮影できました。
もう一つ心残りだったのが「お鉢めぐり」です。
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富士山の火口を1周回るのですが、距離は2.4キロメートル、時間にして1時間40分ほどかかります。
天候も快晴で風は冷たいものの、日差しはきつく、日焼け止めをしていないと後で後悔するほどの太陽光でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ad/f2446ad177fda3cd8eff7d6897017f42.jpg)
ヘトヘトになりながらも何とかお鉢めぐりも完遂(剣ヶ峰の対側まできました)。
あとは下山だと思い、気が少し楽になりましたが、実はここからが地獄でした。
登頂してきたルートを砂走館めざしてゆっくりと下って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/62/7867df2202e90ddfb32f60d21d166b9b.jpg)
下りは膝をやれらます。一瞬でも気を抜くと砂利に靴を取られて滑って転んでしまいます。
2度ほど転びましたが大事には至らず、約2時間かけて朝のスタート地点に到着。
簡単な朝食を頂き、この後はお楽しみの「大砂走り」です。
プリンスルートを途中まで下り、富士宮口ではなくて御殿場口に降りるルートです。
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柔らかい砂の上を飛ぶように降りるパンフレットの写真を何回も見ていたのですが、現実はとっても過酷なものでした。
前の人が巻き上げる砂嵐を顔面に受けながら先の見えない砂の道をひたすら下ること3時間!
ふとももはパンパン、顔は真っ黒、どこまでも続く砂の道・・・
思ってたのと違~ゥ!と叫んだのは私だけではないはず・・・
砂煙の向こうに駐車場らしき物が見えた時には、泣きそうになりました。
ようやく終わりを迎えた3度目の富士登山でしたが、1・2回目でできなかった「剣ヶ峰登頂」「お鉢めぐり」「大砂走り」すべてを体験できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a8/3820d72edd60c93f93c6662e2ddcfdf0.jpg)
富士山にもう思い残すことはありません。
まだ数年は「富士山、お腹いっぱい」状態が続くでしょう・・・
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