院長のきまぐれブログ

気が向いたときに気になったことを取り留めもなくつづっています。
診察室とは違う院長の日常を覗いてみてください♪

苔むす森と縄文杉②

2013-08-19 20:24:39 | インポート

さて『楠川分れ』からの続きです。P1110174

トロッコ道に出て約1時間、ようやく最後の休憩所が見えました。
すでに疲労困憊でしたが、ここまで来てリタイアする訳にはいきません。
湧水をペットボトルに充満し、目指す『縄文杉』まであと2.8Kmです。
ここからは本格的な登山、といった感じでした。
しかし、その半分ほどは階段が整備されています。
ところが、この階段が曲者で、段差がまちまちだったり、急なところ緩いところとバリエーションが様々で、膝の負担は増すばかりです。
階段がないところは木の根っこの上や石段、岩場をよじ登るところもあり、かなりきつかったです。

休憩所から600mで『ハートの切り株・ウィルソン株』に到着しました。
大きな屋久杉の切り株で中に入ってもそんなに驚きもしませんでしたが、あるポイントのところより切り株を見上げて写真を撮ると・・・
あの有名なハートのシルエットが浮かび上がります!
P1110189

これは感動!
しばし休憩し、目的地を目指します。

それから1時間余りはかかったでしょうか?
『夫婦杉』『大王杉』『まぐろの頭』を後に、ようやく『縄文杉』のやぐらが見えてきました。
やっとここまで来れたんだ・・・という達成感と共に、また今来た道を戻るのか・・・という失望感も生じ、複雑な心境でした。
しかし、南の島の超パワースポット!手をかざして樹齢7200年(一説には2700年との見解もあるようですが)のパワーを頂戴しました。P1110209

記念撮影のあと、帰路に着きました。
帰りは下りなので、また、目的達成の喜びもあり、まま順調に下山致しました。
先に休んだ休憩所から登山口までのトロッコ道路は2時間を要しました。
往復この順路ならさすがに飽きるだろナ~と思いつつも、楠川分れからまた『白谷雲水峡』に戻る体力は到底ありませんでした。
トロッコ道の途中から反対側の山の頂に、さっきまで居た『太鼓岩』が見えました。
こんなに遠くまで歩いたの?というほど遠くにかすかに見えました。

夕方6時に縄文杉登山コースの登山口に到着。
11時間走破のゴールです。
みんなよく歩けました。

バスに乗り、下山、ガイドさんの運転で宿に戻ったのは19:30頃でした。

その日は宮之浦でも指折りの『鮨若潮』さんにて『地魚にぎり、刺身盛り合わせ、卵巻、乙女巻(山芋・梅・しそ)、納豆巻き、かま塩焼きなどなど』美味しい魚とビールで今日の疲れを癒しました。

これで2年連続世界遺産制覇です。
でも去年の富士山より正直しんどかったです・・・

次回の屋久島はウミガメの産卵と海遊びを中心に再来したいと思います・・・


(今回のガイドは屋久島グリーントレックの郷田さんでした。ありがとうございました)


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