19都道府県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言と8県に適用中のまん延防止等重点措置が9月30日の期限で予定通り解除された。→こちらの弊ブログ
宣言と重点措置が全国のどこにも出ていない状況は、今年4月4日以来、約半年ぶりとなった。
今年8月後半から、急激にコロナ新規感染者数が激減しており、10月31日には215人、11月1日には80人、11月2日には216人と減り続けている。
政府コロナ分科会の尾身茂会長は、(1)一般市民の感染対策強化(2)人流、特に夜間の滞留人口減少(3)ワクチン接種率の向上(4)医療機関・高齢者施設での感染者の減少(5)気象の要因――の5要素を要因としてあげていた。→こちらの報道。
果たして、コロナの季節性だろうか? 第6波は来るのだろうか?→こちらの弊ブログ
海外との比較をしてみよう。イギリス、米国ではワクチン接種は早くから開始されており、ワクチン接種率は伸び悩んでいるが、それぞれ、67%、57%だ。抗体が時間と共に減ってきたのか、新規感染者数は4万1千人、7万5千人とかなり多い。
ワクチン接種が先行していたイギリスでは、ことし7月、人口の大部分を占めるイングランドで規制がほぼすべて撤廃され、その後、感染者が増加に転じている。ワクチンの接種が進んでいるにも関わらず改めて感染が広がっている。イギリス、米国では3回目のワクチン接種が始まっている。→こちら、およびこちらなどの報道
米国ではワクチン接種に反発があり、伸び悩んでいる。→こちらなどの報道
日本では、反発はないとは言えないが、ワクチン接種率は今後も伸びていくだろう。若者の接種率も進んでいるようだ。
しかし、やはり、ここまで、日本の新規感染者数の激減しているのが、不思議なくらいだ。
こんな中、コロナウイルスの「死滅説」と「風邪化説」言う、驚きの説が出てきた。→こちら および こちらなどの報道
この説は日本だけに生じている現象か? イギリス・米国ではいかに?
第6波が深刻にならないよう祈りたい。
<追記>
欧州では、感染者増加は、「ワクチン接種率の停滞」が要因との説があがっている。→こちらなどの報道
あるいは、新型コロナウイルス変異株の影響?→こちらの報道
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