やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国ホテルでは衛生管理ができていない!?

2018-11-20 | 社会・風俗

今年初めに、地元テレビの報道をベースに、各種の報道が、中国・黒竜江省の五つ星の外資系ホテル3社において、トイレ掃除用のブラシでバスタブを掃除していたり、また、河南省鄭州市でも、便器を拭いた雑巾でグラスを拭くなど、1枚の雑巾で、トイレから床掃除、コップなどの食器洗いなどを行っていたことが報道していた。

黒竜江省の問題のホテルはシェラトン、シャングリラ、ケンピンスキーホテルで、地元テレビが客室に仕掛けた隠しカメラが従業員の清掃の様子をはっきりととらえていた。→こちらなどの報道

清掃の実態が放送されたあと、いずれのホテルも、地元政府の衛生管理部門から厳重注意を受けたという


このほど、同じ問題が、1人の宿泊客によって暴露された。問題の動画を微博に投稿したのは「過去6年間、ホテルを『家』としてきた」という男性だ。これまで5つ星ホテルやハイグレードのホテル147軒に泊まっており、「恐らく中国のホテルに最も多く滞在した人間」を自称する。

ホテルの洗面所に隠しカメラを設置して客室清掃係が作業する姿を捉えるというやり方で、暴露されたのは10軒以上。

上記の黒竜江省五つ星ホテルと同様に、汚れた雑巾でコーヒーカップを拭いたり、鏡、洗面台、便座、グラスを拭くのに同じ雑巾を使い続けたりするなどの姿が映し出されている。→こちらの報道 (動画あり)

動画と共に告発されたホテルは、シャングリラ、シェラトン、コンラッド、リッツ・カールトン、フォーシーズンズなど国際的な5つ星ホテルばかり。ホテル側は事実関係をほぼ認めて謝罪し、北京や上海では衛生当局が立ち入り検査を始めた。→こちらの報道

日本の テレビでも、この報道が取り上げられ、11月18日の報道では上海からの便で帰国した人達にインタビューしていた。→11月19日フジテレビ 特ダネ11月17日 ANN NEWS


海外の報道でも、話題となっている。→ABC Newsなど

この話題は世界中に知れ渡ってしまいましたね。

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ちなみに、私が長期滞在していた南京の四つ星ホテルでは、見ている限り、掃除道具は別々のものを利用しており、コップは洗浄されたものと取り換えており、その場で洗うことはなかった。

万が一を考え、使ったタオル・バスタオルは、利用できないように、わざとビチョビチョにして、利用不可にして、置いておいた。


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