やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

日本のハイテクが存在感 中国国際輸入博覧会

2018-11-07 | 政治・経済

上海で第1回中国国際輸入博覧会が開催された。(5~10日)

中国の内需拡大の取り組みの一環として始まった輸入に特化した総合見本市だ。中国は、米国との貿易戦争を招いた輸出主導の成長モデルから内需主導への移行を進め、輸入国としての自国ブランドの再構築を急いでいる。

先端設備から日用品まで、いくつかのブロックに分かれた会場、172ヶ国・地域・国際機関が参加し、企業3600社あまりが出展し、展示面積は30万平方メートルに達し、国内外のバイヤー40万人以上が商談や買い付けに訪れるという。このように規模が大きいため、会場となった上海国家エキシビションセンターの2階に設けられた契約調印ホールは予約でいっぱいになり、担当者は残業を余儀なくされ、この貿易の一大イベントの熱気を物語るエピソードの一つとなっている。

習近平主席も5日に見学に訪れ、国家貿易投資総合展の展示ホールでハンガリー、エジプト、英国、チェコ、ケニア、エルサルバドル、ドミニカ、ラオス、グルジア、ベトナム、パキスタン、ロシアの展示エリアを見学し、各国の経済・貿易発展の成果と特色と優位性ある製品について説明を受けた。

習主席は「各国の展示品は種類が豊富で、それぞれ特色がある。各国が中国国際輸入博覧会への参加を契機にビジネスチャンスを見つけ、協力を強化し、自らの競争力を高め、良質な製品の対中輸出を通じて、中国市場を豊かにし、日増しに高まる中国人消費者の多元的ニーズを満たし、互恵・ウィンウィンを実現することを希望する」と述べた。→人民網などの報道

習近平国家主席の上海訪問に合わせ、4、5日は地下鉄や高速道路などの利用が規制された。→上海の混雑模様(中国語) また、大気汚染対策で、市周辺の工場は操業がストップしている。と→毎日新聞などの報道

日本からの展示コーナーには訪問しなかった模様。

日本からは、拡大する中国の中間層を取り込もうと400社余りが出展。2位の韓国の倍以上の出展数で、会場内で日本勢の存在感を見せている。

 

先端分野での勃興を狙う中国がハイテク産業振興策「中国製造2025」で重点分野に掲げる人工知能(AI)や工作機械、産業用ロボットなどが展示されるインテリジェント・ハイエンド機器のエリアには、欧米や日本企業が中心に出展している。→産経Bizなどの報道

新華網報道の写真集→こちら


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トヨタも今、話題のe-Paletteを展示した。Conceptがすごいですね。

 

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