やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

記憶遺産を巡り「日中戦争」勃発?

2015-10-11 | 政治・経済
南京虐殺記念館国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10日未明、中国が登録申請していた「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録したと発表した。→弊ブログ    

これを受け、中国外交部の華春瑩報道官は10日、『南京大檔案』の貴重な文献の積極的な役割を十分に生かしていく 、と表明した。→新華網

また、華春瑩報道官は「南京大は第二次世界大戦の期間に、日本軍国主義が犯した厳重な罪で、国際社会の公認の歴史的な事実だ。

中国側の申請材料は世界記憶遺産名簿の審査標準に完全に相応しく、特にその真実性と完備性だ。

申請のプロセスは教育科学文化機関の関係規定に相応しく、全人類の共同な記憶になるべきだ。」と述べた。

一方、日本政府は、十日、南京事件に関する文書の世界記憶遺産への登録を強く非難し、記憶遺産事業の制度見直しを要求する川村泰久外務報道官の談話を発表した。

日本として認めていない「犠牲者数三十万人以上」という中国の主張が既成事実となり「『負の歴史』の宣伝に利用されかねない」(政府高官)と懸念。

「政治利用」されないよう賛同国を募り、ユネスコの改革を求めていく考えだ。

同時に、北京の日本大使館を通じて「ユネスコの場をいたずらに政治利用すべきでない」と中国外務省に抗議した。→東京新聞

中国側は、「中国の申請にとやかく言い、ユネスコの業務を邪魔することをすぐにやめるよう促したい」とも述べている。→読売新聞・Livedoor News

今後、中国側が登録申請した具体的な文書が公表されるので、日本側は、この文書が歴史的事実に即した申請の文書であるかを検証し、本論していく構えだ。→産経ニュース

文化財保護の制度を「反日宣伝」に政治利用し、独善的な歴史認識を交際社会に定着させようとする中国の姿勢は容認できないとしており、今後、「日中戦争」は始まる新たな材料となった。

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世界記憶遺産「南京大虐殺」登録 日本、ユネスコ拠出金の凍結検討

2015-10-11 | 歴史・文化
南京虐殺国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10日未明、中国が登録申請していた「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録したと発表した。

「慰安婦関係資料」は登録されなかった。

中国は、国際機関のお墨付きの下、日本を攻撃する新しい材料を得たことになる.

外務省は, 「中国の一方的な主張に基づき申請され、文書は完全性や真正性に問題がある。中立・公平であるべき国際機関として問題であり、極めて遺憾」とする報道官談話を発表した。

談話はさらに「ユネスコの重要な事業が政治利用されることがないようしかるべく制度改革を求めていく」と強調した.→時事通信

中国側は、「中国が保存する南京大虐殺の資料がユネスコに認められたということを意味するとともに、この資料の信ぴょう性と独自性が認められたことを意味し、文献保存の整合性に最高の賛辞が贈られたということであり、世界的に意義のあることだ」としている。→人民網

政府・自民党では、ユネスコの分担金拠出の凍結を検討し始めた。

「中国の記憶遺産申請は政治的利用であり、記憶遺産の本来の目的を逸脱している。このような理不尽な登録が行われた場合、分担金の支払いを留保することも考えていいのではないか、と。

今後、登録資料が公開されるので、分担金凍結だけでなく、日本は巻き返しを図るべきだ。

専門家を集めて、日本の主張が正当であることを証明し、『中国の申請がユネスコの威信を傷つけている』ということを示す。日本としては、歴史の真実を客観的な証拠をあげて主張すべきだ。→ZAKZAK夕刊フジ

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