yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

夏休みのスペイン旅行 -コルドバへ-

2023-09-10 09:57:43 | 海外

マドリード市内を後にして駅に戻り、コルドバ行きの
電車Renfeに乗ります。

ヨーロッパの高速鉄道あるあるで、入口は航空機なみの
(というと言いすぎだが)セキュリティチェックがあるので、
ちょい早めにホームに入ることにしました。

まあ荷物検査もマシンに通すだけで、どうせろくに
見てないでしょと思っていたら、さにあらず。
義弟の荷物を指さして何か言ってる。

そんな状況を想定してなかったので、何を
言っているのか聞きなおすと、どうやら
"sharp object"と言ってることは理解。

自分の耳もたいがいアレですが、予想してない
中で聞く、スペイン人のsharp objectを
聞き取れってのはかなり難しいです。(言い訳)

そんなもんある?と思いながら聞いてみると、
土産でワインを買いプチプチでくるむときの
ためにはさみを持ってきているとの由。

用意周到やね。。。

壁には持ち込みできる刃渡り上限の絵が
ご丁寧にも貼り付けてあり、そこに当てて
チェックすると見事にアウト。没収されました・・・

用意周到さが仇になったね。。。でもそれって、
飛行機と違って包丁とか、必要なものだったと
しても持ち運べないってことじゃん。
不便と言えば不便ですが、安全とのトレードオフ
だからしょうがないか。

 

セキュリティを通り、乗車ホームが確定するまで
少々休憩。

休憩時に義父にも連絡したところ、無事バスに乗れたようです。
混乱続きながら、少しずつ、今度こそ(笑)back on trackな
感じが見えてきました。

発車ホームが表示され、乗り込んでいきます。
列車の旅ってのも気分があがる。

車窓からの風景は、オリーブ畑が広がっていました。

電車は思いのほかスピードが出て、最高270km/hくらい出てました。
東海道新幹線並み。

二時間弱でコルドバに到着。東京~名古屋くらいか。

到着したのは18時くらいでしたが、まだまだ日が高くムチャクチャ暑い。

 

今回も宿泊先は貸フラット。チェックインとかはなく、
鍵を直接持ってきてくれるシステムでした。
やりとりはWhatsApp(欧州でメジャーなLineみたいな
やつ)でお願いね、ってことで、急きょインストールしました。

貸フラットの目の前で担当の方とは落ち合って
鍵を受け取ります。アナログやね。。。

今回の宿泊場所は違いはあれどそんな感じ。
ちゃんと鍵の受け渡しができるのか、と気が気で
なりません。

管理人さんは部屋の説明を一通りし、去っていきました。

 

部屋で一休みしたら、まずは近くを散策することに。
もう夕方だというのに、とにかく暑い。吹いている風は
ドライヤーの熱風のようです。体力が削られていく。

こじんまりした街並みのなかで、白い壁の建物が美しい。

 

少し日が傾いてきてから晩ご飯を食べに
中央広場のようなところに行きました。

 

フラッといくつか見て回り、闘牛のVTRを流している
バルに入ること。

タパスをいくつとビールを頼みましたが、あまり喉を通らず。
バル疲れ?だったり、睡眠不足だったりで、体力の限界。。。
夕食もそこそこに宿に戻りました。

 

義父はというと、19時くらいにマドリードに到着。
そこからのコルドバ行きのチケットは確保できたものの
終電しか残っておらず、到着が23時すぎるとのこと。
まあ移動がつながっただけでも良しと考えるべきでしょう。

宿で小休止ののち、二人で駅に迎えに行きました。
「寝過ごすといかんから着く前に電話かけて」なんて
恐ろしいことを言うので気が気ではありません。

ここで乗り過ごしたらマラガまで行ってしまう。
東京発新大阪行きの新幹線に乗って、
名古屋で乗り過ごすようなもんです。
しかも終電だし。スペインだし。

 

到着30分前にTELしたらちゃんと起きていて一安心。

念のため、万が一に備えて、二人でホームに
降りて、義父を引きずり出す(笑)体制を
とっておこう、ということにしました。

が、駅に到着してふと気づく。

セキュリティがあるからホームに降りられないじゃん。。。

ダメモトで話しかけてみるものの、そもそも英語が通じず。
まあ義父に頑張ってもらうしかない。
マラガまで行っちゃったら、まあそれはその時よ。
(↑もうあまり動じなくなってる)

セキュリティの外側からホームを眺めていると
遠くから義弟の声が聞こえる。

「入れました!行ってきます!!」

ど、どうやって!?

後から聞くと、グーグル翻訳を使って
スペイン語で年老いた父のサポートをしたいと
伝えたら入れてくれたそうな。
その手があったか~気づかんかった…(←アホです)

 

結局、無事合流することができました。
宿に帰り着いたのは12時前くらいだったか。
あーやれやれ。

あとから聞いた話ですが、義父はバス~電車の
長旅は、一人旅のようでとっても楽しかったとのこと。

自分が心配性で、無駄に心配しすぎなだけかなぁ…
まあとにかくよかったよかった。

日本を出発してから4日目、この日爆睡したのは
言うまでもありません。

さすがにいろんなこと起きすぎ(笑)。

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