財務事務次官のセクハラ問題、
こういう問題が起こると、
全国の女性たちは、
「私も経験ある」ということで、
シンパシーから、女性記者を応援しがちだ。
逆に、財務事務次官は
雲の上の人過ぎて、
シンパシーは全然わかない(苦笑)。
話は変わるが、
太平洋終戦直後のB,C級戦犯の中には、
非常に外国人捕虜に親切な日本兵もいた。
ところが、日本=敗戦国ということで、
「親切な日本兵などいるはずがない」
ということで、親切な日本兵へのシンパシーはゼロで、
逆に、日本兵への憎しみが、雷雲の如く渦巻いていた。
そして、間違った裁判により、
親切な日本兵たちは、どんどん殺されていったのである。
財務事務次官を弁護するつもりはさらさらないが、
シンパシーで、「女性記者が、100%正しいに違いない」
と即断するのは、危険である。
きちんと調査してから、
黒白をつけるべきだ。